授業の合間を見つけて、6 Nov 〜9 Nov の期間でアイスランドへ行ってきた。
ふかわりょうもハマるアイスランド。(本も出してるみたいです)
日本からだと、果ての国ですが(といっても南米程過酷ではなさそう…)イギリスからだとIcelandairでサクッといけてしまう。
最近、日本でも評判らしく、旅行者がどんどん増えているようです。
有名な写真家のInaoka Arikoさんが撮るアイスランドの双子Erna and Hrefnaは注目されていて、BiRDの表紙になっていたりします。
せっかくイギリスに居るのだから、ちょっと行ってみるかと思って軽い気持ちで行ったのですが、想像以上の大自然と人々の魅力を感じて、とりこになりそうです。
さらに、同じ時期にAirwavesというIcelandでのミュージックフェスティバルもやっており、極寒の真夜中まで街が賑わっていました。
Icelandの魅力はたくさんあると思いますが、今回は特に3点。1)大自然、2)人の優しさ、3)音楽の魅力を特に感じました。
ロンドンで友人と合流し、アイスランドへの準備のためにSnow+Rock Storeへ。登山グッズが充実してて、たくさん買い物してしまった。けれども、後々、アイスランドが極寒だったので買っといてよかったなと思うおことになる。
Icelandairでロンドンから行くと、アイスランドへは夜中の11時過ぎになる(さらに遅い場合が多い)。着いたら真っ暗の海外で少しびっくりはするけれども、向こうは観光客相手の仕事が充実しているみたい。着いたらReykavek行きのバスが2つの会社から運行されており、それに乗ればだいたいホテルまで送ってくれるように至れり尽くせり状態になっている。値段も2000JPYぐらいだった気がする。
二日目にさっそくツアー会社(Goecco)の人がホテルまで迎えに来てくれて、氷の洞窟ツアー(490USDの一泊二日)へ向かった。このツアー会社の人たちがすごくいい人達で、自然に対するリスペクトは胸に響くものがあった。一日目の滝や黒い砂浜、露天風呂ももちろん大迫力だったのだけれども、やっぱり、圧巻は氷の洞窟だった。
黒い砂浜にて:太陽がずっと低い位置にあるので夕日を浴びてるみたいな感じだった。
氷の洞窟:氷が青く、幻想的な風景にくらくらした。
ずっと運転してくれてたガイドさん。一日500kmぐらいの道のりを2日連続で運転してくれた。最後の最後にはオーロラが見頃だということでツアーの申し込みからバスの発車場所まで送ってくれるという神がかったサービス精神を見せてくれて頭が上がらない状態だった。途中で氷河が溜まる湾でのフェリーツアー(4000JPYぐらいだった気がする)にも参加したのだけれどもあまりにも波が激しくて30分ぐらいで中止になり返金してくれた。
そして、なんといっても幸せだったのはオーロラが見れたこと。諦めていたところもあったけど、あとあと振り返るとこの時期はほぼ毎日見えているみたいでした。極寒の中で待ったのは少しつらくはあったけど、ぼんやりと輝くオーロラを見て、たくさんの人がとりこにされる理由がわかった気がした。踊ったように動くオーロラを見れたり、ツアー会社の人が写真を撮ってくれたり(あとでFacebookに貼っつけてくれた)いい思い出もつくることができた。
オーロラを見た後の夜にAirwavesに参加できると思って街中のクラブへ行くと、受付のリストバンドが必要らしく、聞いたところ購入時間もとっくに過ぎているよ、とのこと。確かに夜中の2時とかそんなときだったのでまあそうかなと…。それにしても、メイン会場のHarpaは綺麗だった。さらに、街中を歩いていた時、オーロラが見れた。
京都にいた時に感じていた、豊かな文化や景色が日常にある素晴らしさ。この国の人たちにはオーロラがこんなに日常に入り込んでいるなんて、、本当に羨ましい。
最終日は帰り道の途中、Blue Lagoonで温泉に入った。相変わらずの極寒だったけど、大自然の中飲むビールは本当にいい気持ちになることができた。
総括して、アイスランドは幻想的で綺麗な自然・建物が多く、優しい人たちばかりだった。この国にたくさんの日本人が虜にされ、今話題な理由が少し垣間見れる旅行だったけど、この大自然を楽しんだと言うには、今回の弾丸週末旅行は少し短すぎたけれども、行けたことはすごく幸せでした。
少し風邪気味で旅立ったイギリスへ戻った頃には、すっかり風邪を引いてたのは寒い中歩きまわったのとちょっと削った睡眠時間の代償だと思う。
一緒に旅行に行った現在イギリス在住の友達とドタバタしながらものんびりできたのはいい思い出になってすごく感謝している。社会人になって、気のおけない人と何かする機会が減ってきているのはなんとかしたいけれども、今回は久しぶりにリラックスして旅行が出来た。
費用もなんだかんだ10万円ぐらいですべて収まったのかな(イギリスからの往復)…。
いつかまた、大切な人と一緒に行けたらいいな、って思います。