上海にて自転車通勤を始めた。
古北から闵行にある会社まで一時間半かけてバスで通勤していたが、ホテルを闵行にあるホテルへ移動させてもらって、自転車通勤をする事にした。
①自転車購入
自転車の商店(GIANTとFOREVERという中国ですごく有名なブランド)へ行き速そうな自転車を探しました。値段は1000元〜ぐらいで、お手頃そうな1400元でかつハンドル幅が比較的に狭いものにした。(中国の自転車はなぜかハンドル幅が広いマウンテンバイクが多い)
鍵を抱き合わせで買わされてしまった(300 元)のと細いタイヤを選んでしまったのは少し後悔しているけど、すいすい進むので乗り心地は満足。
買う時には特に防犯登録のようなものはしなかった。「我要这个自行车」と言えば、あとは色々と調節してくれてものの1時間もしないうちに買い物が終わった。
②雨の日
購入翌日、翌々日と強烈な雨が降って、気分的にかなり萎えた。道もあまり理解していない事もあり、40分ぐらい強烈な雨の中チャリ通はちょっとしんどかった。
中国の自転車・バイクと言えば、かなり防水性の高い雨具がある。これは28元ぐらいだった。コンビニや路上やカルフールなどどこにでも売ってる。もっとハイレベルなものは50~100元ぐらいだったと思う。
③パンクした場合
ホテルの裏にGIANTがあるのに気づいて、仕事帰りに持って行って、「前面有问题」みたいなこと言って、空気ないよみたいな仕草したらすぐに修理してくれた。30元って言われて高いか安いかよくわからないけど、すぐやってくれるとのことなのでお願いして15分ぐらいでタイヤのバランス見ながら直してくれた。
④自転車通勤が疲れた場合(タクシー配車アプリ)
上海と言えば、タクシー(打的)が結構安いのですが、配車アプリが充実してて、使い心地も良かった。雨の日の古北の交差点なんてタクシー止めるために交差点ごとに複数人たってるなんてことになるので、「滴滴的车」「快的打车」「Uber」のどれかを利用すれば良いと思う。
自分の居場所をアプリで教えたら、何件かタクシーから連絡来るので「我在~路~路」「我在~路近~路」「在~路~号」とか言えば復唱して「对吧?」とか聞かれるので、そうですと言ったら5分ぐらいで迎えに来てくれる。
これはちょっと未来感を感じる体験だった。携帯のGPSで場所を通知して、近くのタクシーが乗っけてくれる。司机さんのレビューも見れる分、透明性高すぎるのがびっくりしたけど、クーポンがもらえるので値段も安い。
ロンドンでUber使ったときも目的地を入力したら値段が出て来て、降りる時に小銭を出す事も無く(チップのみ)降りられるのは、便利な世の中になったなあと感じました。
⑤バス
上海はバスがびっくりするぐらい安い値段(1元又は2元)で走ってて、すごく便利。その時に、「彩虹公交」というアプリがあれば、現在地と目的地を打ち込むだけでバスの路線を出してくれて、その通りに乗って、降りる場所さえ気をつければどこにでも行く事が出来る。
⑥交通システム
上海の交通システムは色々と機能していない部分が多いので、危険予知がかなり大事になってくる。自転車・バイク専用道路を車やバスが平気で走ったり逆走したりすることがあるし、基本的に右折(日本で言う左折)フリーな交差点が多いので車が五月雨式に通る事になる。スタンダードとして、みんなフライングスタートや名古屋走りと呼ばれるような運転は朝飯前なので、流れを遮らないのと右折車を意識すればそれなりに快適に運転できる。
自転車通勤してみると、色んな場所を寄り道したり、上海って色んな工場があるなあという事を改めて知る事ができている。自転車に乗るとお尻が痛くなりますが、良い運動と思って片道 25〜40分の自転車通勤を楽しみたいです。