Bloombergによる深センで起きていることのレポート。Hello Worldシリーズで中国の事を多く取り上げている。
Dystopiaか理想郷なのかはきっと未来にしか分からないことであるが今中国で起きていることについて端的に纏めっている。
最初にレポーターが訪れたのはZowee(ザウイ)と呼ばれる会社。
スマートフォンなどの電子機器の製造を行っている会社であり、従業員が生活できる宿泊施設を工場のすぐ横に建設している。
この工場の優れいてる点は積極的なオートメーション(機械化)である。多くの人件費を費やすよりもコスト競争力の高い製品の作成ができるようになる。
従業員は最終検査の一人だけという製品ラインが続々と出来ている。
何よりすごいのは、自社のラインを自分たちで作り上げていることである。
多くの製造メーカーは生産ラインを外注して工作機械メーカーなどに作ってもうことが多いのだが、優秀なエンジニアを集め人件費は製造ラインの自動化に費やしている。
良いことの導入のスピード感、柔軟性はAI Superpowersにも書かれているようにものすごく顕著に早い。
街の中はというと、多くの支払いがクレジットカードではなくQRコードの非接触式支払いシステムで金銭のやり取りがされている。
BloomBergが指摘するに、これは良い面だけでなく利用者にとって知らない面も隠れているとのこと。主な支払いシステムのAlipayとWechat Payであるのだが、双方とも政府期間の監視をされており、行動パターンが記録されている。
そのため、利用者はスコアを付けられクレジットとなる。
実際にすでに信用を測定できるアプリがあり、このスコアを元にローンの借入について即座に決定されるケースもある。
また、街なかのいくつかの歩道では顔認識システムの導入がされており、信号無視をした際にディスプレイに表示され晒し者状態にされるケースがある。
海外から来たエンジニア達は、入国時の顔登録からこの記録と結びつくことに非常に恐れを感じていた。
次に、レポーターが連れてこられたのはロボット食堂。
全ての食事をロボットがサーブするというレストランであり、注文をスクリーン上で終えると、食事が運ばれてくる。
ここへ案内してくれた深センの現地人は世界で広く使われているAmazon、Google、Facebookが中国国内では京东、Baidu、Wechatに置き換われ使われていると紹介している。
InstgramのようにVPNを使用して使われているサービスも多数あうようである。
現地人の彼女が思うには、国内の生活に満足しており、特に不自由もないとのこと。
以前纏めた、中国とアメリカとのハイテクバトル。
今世紀のゴールドラッシュは中国で起きており、さらに大きなゴールドラッシュが起きるかもしれない。