概要
サステイナブルは現代の課題になっています。人口がこれまで増えた時代においても人々が餓死することなく生きているのは十分な食料があるからです。
食料は野菜、動物とありますが、今回の動画は動物についてです。効率よく食用の動物が育てられるのに対して倫理団体は疑問を呈します。
温暖化ガスとして動物が発生させるメタンは大きな問題となっており、温暖化の観点からも動物に対するアンチテーゼがあるのも事実です。
動物を効率よく育てるために栄養を過多にし餌用の植物を育てることで海洋資産への影響も問われています。
何が置きているのか
Aquaboundyという会社はサーモンの養殖としており、通常より早く・少ない餌量で食用レベルまで育てます。アメリカのFDAに承認されたものの、NGO団体のFriend of Earthはこれに対し訴訟を行っているようです。というのも、サーモンのDNAに対してバクテリアに強いように改良されたことについて安全性などについてオープンにされていないとされています。
ニュージーランドのAgResearchは羊のメタン排出量を測定し、低排出料の羊をセレクトし大幅にメタン排出量が改善されているようです。この技術は羊以外の動物にも適用されることが期待されています。
最後に
根本的な解決をするためには、より環境に優しいとされる鶏肉を食べることであったり、より食肉を食べないことであったりとあります。短期的な課題解決としては遺伝子組み換えや選定によるものもありますが、安全性の面であったり、選定の時間に関しての課題が挙げられます。
動画を見て
会社の中でもサステイナブルに関わる議題が多く、LCAなどについて細かく見る機会が多いのですが、「サステイナブル」というワードがかなりバズワード化しており、評価方法も思惑が入ったものが多いことが現状に思います。
エコを売りにしている商品も本当にエコであるのか、輸送のCO2排出を考えると地産地消が良いのか、人々の車や飛行機の移動なども環境破壊行為をしているとも言えます。
そもそも人間活動をしており、過去にない人口を抱えている現在で起こることが自然な問題です。
きっと正解がない課題であり、その時々で正解も変化していくようなものなのでしょうが、今後注視していきたいように思います。