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【解説】秩父夜祭に行ってきた(2024/12) | 2025年訪問記1

昨年の12月の話になりますが秩父夜祭に行ってきました。それはそれは豪華な屋台が練り歩くのですが、調べてもあまり分からないまま行き見どころを見れているのか分からないまま過ごしてきたので誰かのためになればと思いまとめていこうと思います。

まずはどんな様子か2024年の様子がYoutubeにアップロードされております!

www.youtube.com

見どころ

概要

京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭に数えられる祭りで三百有余年ほどの歴史を持ちます。2024年の秩父夜祭には25万7千人が参加されたとの事でかなり大規模なお祭りになります。基本的に夜が見どころになるので12月の秩父ということで防寒対策必須です。

news.yahoo.co.jp

navi.city.chichibu.lg.jp

会場全体地図(2024年案内図)

秩父夜祭は交通規制が多く、エリアの封鎖などがあります。最初に案内を手に入れる事が秩父夜祭ではとても大事になります。

屋台・ギリ廻し

お祭りの最大の見どころは豪華絢爛な屋台です。囃子の声掛けは会場をもりあげ、進路の角に来ると屋台を回転させるのですがギリ廻しと言われ観客から歓声が上がるポイントです。また祭りでは花火が定期的に打ち上げられ、屋台と花火がセットでみられる観戦ポイントがあります。(場所は後ほど記載)

市役所前

線路から団子坂を登り市役所前のスポットが屋台の集合地点になります。夜の22時頃にこのエリアに6台の屋台が勢揃いする光景は迫力があります。このエリアは17時30分から規制がかかり入れなくなるためにその時間より早く中に居る必要があります。

花火

花火も秩父夜祭の大きな見どころの一つです。会場から屋台と一緒に見ようとカメラマンは動き回ります。近くの山から撮影するカメラマンも居ます。屋台とは別に花火会場もありますのでそちらからも見ることができますし、秩父鉄道の電車内から見ることもできます。

www.chichibu-railway.co.jp

まつり飯

秩父駅を出た所から多くのご飯があります。会場全体に出店があるので秩父駅前だけではなく色々な所のご飯を食べる楽しみがあります。市役所前に屋台が出揃う22時ごろには出店が閉まっている事もあるので注意しましょう。

御花畑駅にある立ち食いうどんも美味しかったです。


アクセス

東京から電車

夜祭というだけあってメインは夜になりますので心配なのは秩父駅から東京方面への電車になります。2日目メイン当日は西武鉄道さんのお陰で増便されています。西武鉄道の特急は予約が必須で一週間前には20時以降の特急が満席になっているようなレベルですので、特急で帰りたい方は1ヶ月前など予約しておくと良いでしょう。

予約していない人たちは準急、急行などに乗ることになりますが、21、22時台はおおよそ20分毎に電車があり時間にも依りますが一本見送れば座ることもできたと思います。

www.seiburailway.jp

駅周辺は一方通行になっている場所も多くありますので、帰りに西武鉄道駅に行くのは遠回りして向かいます。早めに到着して駅前の屋台で最後の楽しみを味わうのも良いでしょう。(乗り遅れ注意)

東京からツアー(バス)

夜祭を最後まで楽しみたいという方は車またはバスでの来場です。東京からツアーはいくつかあると思いますが午前中もしくはお昼ごろに出発して24時ごろに秩父を離れて都内に早朝に返ってくるタイムスケジュールになります。ツアーが手配してくれる有料席があるものもあるのでゆっくりみたいという人は有料席オプションも良いかも知れません。(会場でその場で飛び入りもできます)

東京から車

車で来る場合は自由にお祭りを楽しめますが運行規制があるため注意が必要です。また駐車場も限られているため早く来るとよいでしょう。

会場での過ごし方・楽しみ方

案内図を上に載せましたが秩父夜祭で過ごし方を決めるのは市役所前でずっと待つのか、または歩き回るのかです。お昼ごろに秩父へ行き文化会館などで秩父夜祭の背景を学んだり、秩父神社に待機する屋台を近くで観察したりしながら楽しみ、17時30分の規制時間からパターンが大きく2つに別れます。

市役所前パターン

市役所前にはカメラも多く、有料席が至る所にあるなどお祭りの山場であることが伝わってきます。中には無料席もあるので席取り合戦になるエリアでもあります。トリッキーなのはこの場所は19時ごろまで屋台が来ない場所でもあり22時に揃うまで17時30分からずっと待っていなければいけません。気候にも依りますがかなり寒い時期に長時間待つ事になり時々上がる花火で気を紛らわしながら過ごす事になります。

22時30分ごろには規制も解除されるため、屋台が集まった所を拝めるチャンスは待っていなかった人にもあります。

歩き回りパターン

屋台が動き出すのは秩父鉄道秩父駅駅前通りが17〜19時ごろになります。そこから聖人通りの方へ移動していき19〜21時に聖人通りから団子坂を登っていき屋台は市役所前に向います。屋台を最大限楽しみたい場合は駅前通りから観て一緒に移動していく流れになります。

屋台は15、20分ごとにゆっくりと動いて通り過ぎていくために一緒に動いていく事もできそうでした。

花火と一緒に屋台を撮るスポットには聖人通りあたりが良いように思います。花火は羊山公園から大きく2個所から上がるために聖人通りのどちら側に居てもチャンスがありそうでした。上にある写真は矢尾百貨店あたりの交差点で有料席もある所でした。見どころ付近に有料席が設置されているのかなとも思います。

感想

夜がメインの秩父夜祭りで見どころやアクセスふまえ疑問点が多かったですが行ってみると楽しく過ごせました!地域の方々の熱意や配慮もあり伝統が受け継がれている事に感謝したいですね。

一番は秩父駅周辺で泊まると最後まで楽しめて電車のことも気にすることなく時間を過ごせるとは思いますが、気軽に体験してみたい人は東京から日帰りもできるのでぜひ参考にしてもらえればと思います!

 

明るいうちから周囲を歩くのも楽しいのでもう一度行くならばお昼ごろには秩父駅に着くように行き歩きながら屋台を楽しもうかなと思います。過ごし方楽しみ方様々なのでぜひ色々な楽しみを味わってもらいながら伝統文化を知ってもらえると嬉しく思います。

 

日本に住んでいるので伝統を味合いに色々な土地に訪れて勉強していこうと思います。