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「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 | 辻田真佐憲 (著) | 2025年書評79

あの戦争…につづき辻田さんの著書戦前の正体を読みました。江戸時代の終了から明治維新をかけて戦争に突き進む帝国主義のマッチョな世界。維新や新選組は現代でも政党名に使われるなどどこか明治維新を美化した風潮があるように感じます。良くも悪くも変化には得る人、失う人が存在し、変化のためには扇動的で頭に残るメッセージが必要になります。仏と神が混在していたような価値観は明確に区切りが行われ、神話を持って神や天皇への志向が高まります。

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前回読んだあの戦争でもそうでしたが、バランス良く全体像を学べるという意味でとても良い物語でした。

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📒 Summary + Notes | まとめノート

明治維新

神武天皇と八紘一宇は現代でも語られる存在です。古事記日本書紀に書かれた神話として神武天皇は九州南部を拠点とし、その後大和に移り住みます。神武天皇は中世まで忘れられていた存在でもあり幕末になり再発掘されます。神武天皇陵が現在地に定められたのは幕末であり、橿原神宮も明治になって創設されました。

明治時代に神武天皇の再発掘されたのは都合が良いものであったためであり、「神武創業」を使えば「西洋化」も「藩閥政治」も可能になる魔法の言葉でした。

神武天皇明治新政府にとって都合が良かったのは神武天皇が自ら兵を率いて戦う軍事指導者だった側面もありました。徴兵制も西洋を真似したものではなく、神武天皇以来の伝統とすることで明治6年から開始されます。

西洋化についても明治天皇神武天皇の像を重ねられて、西洋の雰囲気を持つ明治天皇の像から神武天皇像をつくるということで西洋化をあたかも古代回帰であるようなロジックで語られました。

https://gendai.media/articles/-/113937

  • 新しいシンボルを立てることで、旧幕府の権威を相対化できた
  • 神武創業という曖昧な時代を示すことで、伝統を装いながら西洋化を進めた
  • 神武天皇の軍事指導者としての側面を強調することで、国民皆兵など近代的な軍事整備を正当化できた

特別な国であるべし

教育勅語明治天皇より1890年にくだされた教育の基本理念です。戦後に排除されるまで教育勅語はその影響力を発揮します。教育勅語はしばしば現代でも部分的に引用され、教育勅語が無いことによる損失なども語られます。

教育勅語が元々どういったおものであったか、忠孝の四角形として著者が表現する関係性があり、いわば天皇という存在に臣民が仕えてきたという関係です。

https://gendai.media/articles/-/110536?page=2

教育勅語の世界観に大きな影響を与えたのは後期水戸学の思想であり、江戸時代に水戸藩で独自に培われた学風からきています。大義名分論であり、幕藩体制を擁護するものであったものが尊王思想にたどり付き、幕府を打倒する思想に繋がりました。

教育勅語は時代ごとに変化していきますが、大きな影響を与えたのは井上毅でその名残もあり熊本では教育勅語が刻まれた石碑が多く残されています。

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西洋化をしていく中で、日本のアイデンティティーが失われないように、「日本は特別な国でなければならない」という願望が組み込まれました。その中で天皇は特別な存在として、「しらす論」が展開され、天皇という存在によりアマテラスの神勅に基づいている公明正大な統治が継続されていたとうたわれました。歴史を振り返ると天皇が武力を使って統治したこともある、暴政を行った天皇などには島流しをした臣民もいるなど、「しらす論」ばかりでは無いことは明白でした。

https://gendai.media/articles/-/142942?page=2

明治時代に作られた近代社格制度において、それまで区別が曖昧であった神社や寺などは明確に分けられ、また神社においても別格官幣社により位がつけられます。軍人勅諭において大伴氏は古代に天皇につかえて死のうという覚悟は大いに活用され軍歌「海ゆかば」として活用されます。

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本書の解説も、そのように適切な付き合いに資すればと考えている。一部分だけ切り出して、「戦前、戦前」と騒いでも意味がない。問題なのhあ、祖先より代々という物語でわれわれを戦争に駆り立てたことなのである。

神話についても同じことが言える。神話は義務教育などでは事実として教えられていた。だが、指導者たちはそれが統治のための方便であることをよく知っていた。それゆえ、天地開闢で日本の神々が世界をつくったなどとは本気で述べなかった。

八紘一宇大東亜戦争

八紘一宇とは世界をひとつの家にするというような意味合いであり、国是とされ大東亜の新秩序と建設することを宣言しました。

この思想は戦争に大いに活躍し、さらには愛国行進曲として大いに売れます。軍は国民の士気を挙げ、考えを浸透させたい、レコード会社は売れるビジネスとして、国民立ちは娯楽として多く広まります。

大日本帝國を「神話に基礎づけられ、神話に活力を与えられた神話国家」と定義したうえで、戦前を5つの神話にもとづき物語に批判的に整理した。 その物語とは、「原点回帰という罠」「特別な国という罠」「祖先より代々という罠」「世界最古という罠」「ネタがベタになるという罠」の5つである。最後の「ネタがベタになる」は物語が物語であることを忘れられた結果生じる、物語はそれ自体がはらむリスクなので、メタ物語ともいえるかもしれない。

感想

明治維新から戦争への期間、「戦前」について神話、愛国心天皇信仰、などがどのように利用されて当時の都合の良い方向に活用されてきたのかということが面白くまとめられていました。

途中で平田篤胤佐藤信淵竹内文献など極化していくという世界観が今でも見かける光景であり、またそれがインテリによって行われるというのもなかなか趣深いものに感じます。

明治維新のスタンスがすべて悪いわけでは無いと思いますし、欧米列強がマッチョイズムで征服しようとしていたのは事実でそこに対抗するために危機感を感じた人たちが人々を扇動するために必要だった施策出会ったことは認識しておかなければ行けないとは思うものの、もはや正解の分からない歴史の解釈について何か居心地が良すぎる論説が組み合わさった時には違和感を持つべきなのだろうと思います。

現代の論争になっている靖国参拝や男系男子など、なにを争っているのかあまり理解できていなかったのですが、明治維新の際に育まれた思想で論争が生まれていると思うとちょっと冷静になる方が良いのではと感じるものもあります。

https://gendai.media/articles/-/142943?page=2

もちろん本書も完璧なものでは無いと思いますが著者の努力や狙いはとても的確に思います。歴史を正しく認識する教科書的な史書も大事だけれどもそれを理解していないと物語を語っては行けないという風潮もおかしい。バランス良く理解できて体系的に学ぶことができる本という位置は物事を理解するうえでとても大事なのだなと感じました。

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