中国で有名なお店の一つにMINISOという無印、ユニクロ、ダイソーなどをミックスしたようなお店がありますが、今勢いがあるのはNOMEというお店。
北欧デザインをコンセプトにして居ます。(北欧資本では無い)
上海にも近年増えてきて店舗がそこら中にできています。
MINISOには無い欧米感が一つの武器になっており、アジア感(日本感)がとても高い印象なのですが、NOMEは圧倒的に欧米感を出しています。ウェブサイトもとても綺麗な作りになっています。
お店もとても良い雰囲気。
パッケージもとても綺麗で値段も安いので、MINISOと比較すると洗練された雰囲気です。
ここでタオルや靴下を購入したのですが、とても使い心地もよく、品質も良かったです。このままだとMINISOの勢いも収まるのかな、と思っていた所興味深い記事がありました。
2016年に元々「MINISO」にいた幹部クラス数人を「NOME」側が引き抜き、その幹部たちが「MINISOが18年にNOME名で出店攻勢を掛ける事」を暴露、そして「NOME」側がブランドコンセプトを再考し、加盟店募集も行い、2017年後半から出店をスタートした。これらの事に対して、納得がいかない「MINISO」の叶(葉)代表が報復の意味で裁判を起こしたわけです。
こちらの記事で纏められているのですが、どうやらMINISOの幹部クラスのメンバーが大幅に引き抜かれてNOMEの幹部メンバーとなっているようで、大きな揉め事になっていたようです。
AI superpowersで纏められていたように、中国では容赦無いつぶしあいがあります。
これだけ大きな規模になったMINISOをここまで動かすNOMEは脅威な存在だったのでしょう。今後の動向も含め注目して見ていきたいです。