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訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

国家が戦争に向かうとき 昭和10年代に回帰する日本の現在地 | 片山 杜秀 (著), 田中 駿介 (著) | 2026年書評91

昭和10年代の本「昭和維新」飯島著や当時の雑誌などを読んでいる著者が当時の戦時の雰囲気と現在の様子を照らし合わせながら行われた対談本になります。昭和維新では飯島が戦争の原因は政治よりも経済にあると言い、西洋列強の国々が生産力を飛躍的に伸ばし、ものが大量にあふれてきたためにそれを消費する人が足りなくなる。そこでものが余り値段が下がりデフレになる。

大量に生産されたものは大量に消費されなければ成り立たず、需要を作り出すために大量にものを壊す戦争が行われる。第一次世界大戦が終わるとまた需要が下がり不況となりデフレが起こると今度は政府は大規模公共事業を行い、日本でも将来の投資と言い自動車道路の整備が行われたのがバブルの頃です。そうすると公債の発行が必要になり米債は買い手がついたけれどもその利息はいつか返さなければいけないために今度は重税が行われる。

戦時中、日本はブロック経済に苦しむ事になったが植民地化することで各地で原料や食材を生産できたが石油が大きなネックとなりました。

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📒 Summary + Notes | まとめノート

高市政権

台湾有事の答弁にて問題が起こり、現在では外交のシンボルとされていたパンダも日本から居なくなりました。(現在は異なりますが)以前高い支持率を見ると著者が分析するには日本国民は「快感」を求めているのではないかと言います。「日本よ、強くあれ」といったメッセージはある種人々をスカッとさせている。アメリカでもインフレを招く政策をするトランプ大統領が支持される。日本では物価高が一番の政治課題だったはずなのに財政規律を崩しても行われる経済施策に呼応するように日経平均は高くなり、ここで格差も広がることになる。

日本の政治となるとここ最近は政局は失われつつありイデオロギーが忘れられている様子は昭和10年代と似ていると言います。日本の政党の成り立ちなどを振り返りながら、理念などの考えは日に日に薄れていき眼の前の現実に動物的に反応するといったところまで成り下がってきているのではと指摘します。

現在の風潮

国の土地を守るためには人が住み、荒れ地となることを防ぐ必要がありますが、第一次産業の軽視から地方は後退。しまいには「なんでそんな所に住んでいるんだ」とまで言われる始末。米を守る保守も薄れてしまいました。

また冷笑的なニヒリズムが蔓延し「思想が強い」もいつのまにか揶揄として表現されます。

昔の学生さんは、食べ物のことから趣味のことから政治のことから、とにかくいろんなことを考えながら、自分というものを何らかの思想によって作って、外側から侵害されたら抵抗できるようにしていようとしていたと思います。当たり前ですが、そういうふうに自我を保っていくことは、思想を保つこととリンクしていたはずです。

政治でもなんでも晒すという行為が戦略として浮き出てきて、ジャニーズ問題などの時事だけでなく兵庫県知事選挙などの勝者総取りの選挙の場でも行われてきました。

原発は3.11から大きなトラウマとして意識に残されていますが、70年代のオイルショックで推し進められた原発政策は当事者たちは高度経済成長を満喫し、現在に負担を強いている状態になっています。日本では放射線廃棄物の処理について真面目な議論にならないままに当時協力なリーダーシップであった中曽根首相により行われました。

感想

昭和10年代と現在を重ねて戦争へ向かう時の様子や政治雰囲気について語っている対談本でした。個人的に思うのはいつの時代もこういった議論があり、今はヤバい、あの時のような雰囲気であると言われていた気もします。9.11があった時もイラク侵攻した時もとても危うい雰囲気は漂いました。確かにウクライナ侵攻やイスラエルやイランとアメリカなどの様子をみると世界での暴力的な様子は過去と異なるのですが、周辺国はどう収めようか思慮している様子もあります。

読んでみた感想は当時の日本のように徴兵制も無ければイデオロギーや思想が失われた様子も生活形態が変化しSNSなどのファスト文化など興味が移り変わるものになっただけであるようにも感じます。そもそも強烈なイデオロギーを持っていたことが良いこととそれが良いかどうかは別であると思いますし、晒す文化もいわゆるかき消されていた声を上げてより幅広い社会へ問うている行為でもあります。

一昔前までのコンプラ意識や構造的圧力の行使などで行われていた女性社員のお茶くみや会議室での喫煙、女性接待要員、したくないことの受け入れ強要などは昔よりは目に見えて無くなってきており、単純に良い方向に向かっているという印象を持っています。社会もそこまで馬鹿ではないので良くないと思っていたことが良い方向に向いていくように行動されているとも思います。そもそも、政治政党も人が変われば組織の空気感も変われば、成り立ちの理念も薄れていきます。

かといってこういった内容が言及されることも時代の写し鏡であるとは思いますので、内容についてそのまま受け止めるというよりもこういった本が出る社会感であるのだな、という受け止めが良いのかなと思いました。

犠牲者意識ナショナリズム――国境を超える「記憶」の戦争 | 林 志弦 (著), 澤田 克己 (翻訳) | 2026年書評90

韓国人の歴史研究の著者がみる過去の歴史や記憶を伴うゼロサムゲーム的な争い、またそれが外交上の争点として争うことによる記憶の作為的な抽出などが行われている事象を注意深く見た本になります。

2007年にヨーコ物語(邦題:竹林はるか遠く)という本について批判する記事が新聞に掲載されました。敗戦直後に朝鮮半島から引き上げる日本人が目の当たりにした被害から日本人非難者の苦難をつづったものであったのだが、アメリカに住む韓国人はこの本が学校の課題図書となったことへ非難の声を上げました。韓国こそ被害者であり、日本人こそ加害者という概念がこの本により日本人も被害者であったという側面が強く受け取れるこの本を読ませることに強い拒否反応を示し日本の悪行が歴史から薄れてしまうことを訴えました。

犠牲者意識といったように自分たち、あるいは自分たちの民族は被害者であるという強い意識が政治に利用されることは韓国と日本の関係だけではなく、ドイツとポーランド、イスラエルなどといったところにも見られます。犠牲となった自身たちの経験と地位を次世代が踏襲し、それによって現在の自分たちの民族主義に道徳的正当性や政治的アリバイをもたせる記憶政治形態ということをテーマに書かれた本です。

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📒 Summary + Notes | まとめノート

系譜

1987年ポーランドの文学評論家ヤンブウォンスキは「哀れなポーランド人がゲットーをみつめる」というエッセーを発表した。第二次世界大戦中のホロコースト犠牲者となったユダヤ人にみせたポーランド人の態度を批判的に書いたものであり、ポーランド人の隠された罪を表面化させた、いわばパンドラの箱をあけたものでもありました。

この新しい証言、ユダヤ人の証言者もポーランドの隣人は大勢のユダヤ人が乗せられた列車が死の収容所に入っていく姿をみて楽しげに笑っていたこととも一致しました。しかしながら当時のポーランドはドイツ、ソ連双方からの被害もあり第二次世界大戦の最大の被害者でもありながら加害者でもあったのではという側面を浮かび上がらせることになります。

ホロコーストを生き延びたユダヤ人が自宅へ帰るとその家を占有していたポーランド人がみせた反応は「なんだ、生きていたのか」というものであり、ユダヤ人が所有していた家や工場、不動産を占拠していたポーランド人が政府の判断もあり不法占拠を続けることができました。1990年代のポーランドではナチの無慈悲な占領とスターリンのソ連が共用した共産主義という二重の犠牲を強いられた苦痛がまだ国際社会に認められていないという考えが支配的でもあり、ホロコーストに対する罪の意識や歴史的責任が問われる余地はあまりありませんでした。

類似した物語に日本が支配した朝鮮と中国の話があります。日本イコール悪いやつとの歴史認識がある中にヨーコ物語という日本人が被害者として取り扱われる物語に関してアジア系米国人たちは強く反発。また日本は唯一の原子爆弾被害国としての価値観も同様であり、イスラエルのホロコースト被害者という価値観も同様です。

日本の靖国神社は戊辰戦争での官軍の戦死者を祀るために1869年に建てられ、10年後に靖国神社と改名されました。1874年に始めて明治天皇が訪れ、その後靖国神社は徐々に明治日本の死の政治の中心地となっていきました。戦死者を称え英霊として魂を鎮める場として扱われるようになっていきました。日本人の戦死者は英霊とされる一方で、同じように戦地へと向かわされた朝鮮人たちは同じような扱いは受けず、韓国での犠牲者意識ナショナリズム形勢につながりました。

ポスト冷戦

ドイツは大戦中の強制的に動員された近隣国からの労働者に対する補償のため財団を設立。ドイツ政府と企業が共同で補償を行うと発表しました。そうすると対象的に補償が行われ無かった日本は被害を受けた韓国人や中国人は日本企業を相手取ってアメリカで訴訟を言及。遠くドイツから聞こえてきた強制労働への補償というニュースは韓国の記憶文化で見向きもされなかった朝鮮人の徴兵や慰安婦への補償へと目が向けられます。

日本ではヒロシマの被害について言及されることが象徴されるように、広島のほうがホロコーストよりむごかったなどという考えを発する日本人なども現れます。「唯一の被害国」としての日本の犠牲者意識を裏付けトランスナショナルな記憶へと結びつける試みは長崎でも行われ、またベトナム戦争中に米国軍が起こしたソンミ村虐殺事件とも比較して言及されるなどもありました。

日本で大変人気がある「アンネの日記」は400万部日本で販売された一方で、オランダにあるアンネの家への訪問はイスラエル人よりも日本人の方が多いとされる。ヴィクトール・フランクルの夜と霧はドイツ語の原著はあまり売れず2版で絶版となったが日本ではベストセラーになった。日本人がアンネの日記を読んで被爆の犠牲者意識を呼び覚ますとすれば、韓国人は日本の植民地の犠牲となった韓国人を連想する。

過去の歴史は次第に形を帰る脱歴史化をしていきます。日本は次第に脱植民地化の考えを支持するものたちが現れ、オリンピックではエチオピア選手に負けるのは許せるが英国選手に逆転されるのには大きな悔しさを見せる。米国の巨漢選手に空手チョップで勇敢に立ち向かう格闘家は大人気となったのは犠牲者意識ナショナリズムの一片でもあった。

ドイツではドレスデンで受けた爆撃について西ドイツではスターリンとソ連、東ドイツでは英米によるものであると同じ被害に対する加害者が異なるものとなる。広島で建てられた平和記念資料館は丹下により設計されたが、元々の原案は大東亜共栄圏を祝って戦中に計画された、富士の麓に設計されるはずであった建築がもとになっている。

1992年に行われたイスラエルの教育大学でのアンケートでは「私たちはホロコーストサバイバーだ」という項目に80%近くがそうだと回答しました。学生の殆どは第二次世界大戦から20年以上経ってから生まれ、自ら経験していないにも関わらずに社会的記憶による犠牲者の地位が受け継がれている。この犠牲者意識がイスラエル国家の存在を必然とすることにつなげ、パレスチナとの紛争にもナチス・ドイツの現行と例えにあげている。

ときが流れると今度はジェノサイドは無かったなどのような否定の声が上がり、それは時に不自然な映像記録とともに主張される。時代が経つとオーラルヒストリーの重要性も訴えられるようになることで公式アーカイブとして残されなかった小さな声も出てくるようになってきた。本書では「過去の民主化」と表現されている。

歴史、記憶など過去の出来事の取り扱う難しさは、全ての人が正確な過去の事実を認識できたとしても、紛争の当事者全てが同意する客観的解釈を期待するのは難しい。本書は記憶文化と記憶政治の問題を取り扱う難しさを示し、また自民族の未来を描くために過去を再構成する国家プロジェクトが度々見られたことを記録しています。

記憶は主に、国民国家の境界内で生産・流通・消費される情緒的な財物であった

感想

犠牲者意識ナショナリズムというワードもアイコニックながらその両面性を考えることができるとても良い本でした。考えてみれば当たり前ですが一人の人が居れば考え方も異なり、主張する物事の背景には感情的な背景や政治的な背景など様々です。

当たり前に思いますが大戦中の日本は他国へ進出しその地域を支配しその土地の人材を徴兵したり土地を奪ったりしたわけですがその中には横柄に振る舞う人も居たと思いますし、その不条理に心を痛めながらも強制させていた人も居たでしょう。ベトナム戦争中のアメリカ兵の振る舞いを見て日本軍の振る舞いについて調べるため中国を旅した本多勝一は改めて日本兵の愚行を知ることになりました。究極の精神状態で誰しもが理想とする行動を取れないことは民族などに関係ないものでしょう。同じように外国人が日本に来て日本人のような振る舞いを求める声もありますが、一方で海外でその土地の常識を守れない日本人が居ることも同じように意図のない悪行も理解しなければいけないものに思います。

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最近はアメリカ大統領選など含め感情的な扇動にこういった歴史認識が結びつけられ排外主義的な発言などが勢いを持つことなど歴史や記憶を選挙に結びつけることが見受けられます。そういった意味で民主主義は高尚なものでもないと思いますし、選挙はとても感情的なシステムであり、なおかつ一度当選してしまえば(殆ど)不可逆な選挙というシステム上その時勝てばOKといった場で不確かな価値観が語られすぎている気もします。日本が明治期に欧米から学び中国や朝鮮文化を蔑んで見ていたといった価値観についても言及されており、どことなく今の価値観にも結びついているように感じます。

こういった本が韓国人が書いており、慰安婦の話などに言及しつつとてもバランスの良い視点で書かれていることにとても尊敬します。とても希望が持てるものであり、自分もそうでありたいと思えるものでした。もちろん全ての行動に対して責任を持つことを求めたり、何かの収奪行為のもとに成り立つ生活などもあるためあまりに全体を見なければいけないという価値観もしんどさがありますが、なるべく冷静に物事を見るクセは付けられるようになりたいと思います。

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📚 Relating Books | 関連本・Web

  1. https://link.amazon/B05IHhEGn 国民国家論の射程: あるいは〈国民〉という怪物について (KASHIWA CLASSICS) 西川 長夫 (著)
  2. https://link.amazon/B05O2ksBp 戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫) スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)
  3. https://link.amazon/B0ebZqhPK 黒いアテナ: 古典文明のアフロ・アジア的ル-ツ (2 〔上巻〕) M.バナール (著), 金井 和子 (翻訳)
  4. https://link.amazon/B095mVuAU 増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1)) クリストファー・R・ブラウニング (著), 谷 喬夫 (翻訳)
  5. https://link.amazon/B0hjFSvoP ヘーゲルとハイチ: 普遍史の可能性にむけて (叢書・ウニベルシタス) スーザン・バック=モース (著), 岩崎 稔 (監修, 編集), 高橋 明史 (翻訳)
  6. https://link.amazon/B0dzFy6qT 戦争の記憶: 日本人とドイツ人 イアン ブルマ (著), Ian Buruma (原名), 石井 信平 (翻訳)
  7. https://link.amazon/B0ef5JbXx 近代日本の誕生 イアン・ブルマ (著), 小林 朋則 (翻訳)
  8. https://link.amazon/B01R4eAEM 群衆と権力・上〈改装版〉 (叢書・ウニベルシタス 23) エリアス・カネッティ (著), 岩田 行一 (翻訳)
  9. https://link.amazon/B0hmAPLoz イメージ、それでもなお: アウシュヴィッツからもぎ取られた四枚の写真 (989) (平凡社ライブラリー 989) ジョルジュ・ディディ=ユベルマン (著), 橋本 一径 (翻訳)
  10. https://link.amazon/B0esTiv6o 敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人 ジョン ダワー (著), John W. Dower (原名), 三浦 陽一 (翻訳), 高杉 忠明 (翻訳), 田代 泰子 (翻訳)
  11. https://link.amazon/B0cIK1C12 暴力と聖なるもの (叢書・ウニベルシタス 115) ルネ ジラール (著), Ren´e Girard (原名), 古田 幸男 (翻訳)
  12. https://link.amazon/B0j2hpfAb 蟹の横歩き ―ヴィルヘルム・グストロフ号事件 ギュンター・ギュンター・グラス (著), ギュンター・グラス (著), 池内 紀 (翻訳)
  13. https://link.amazon/B08mq0e1A 人権を創造する リン・ハント (著), 松浦 義弘 (翻訳)
  14. https://link.amazon/B05mPcdGz ブラック・ジャコバン 増補新版: トゥサン=ルヴェルチュールとハイチ革命 C.L.R. ジェームズ (著), C.L.R. James (原名), 青木 芳夫 (翻訳)
  15. https://link.amazon/B0hezi9yx 溺れるものと救われるもの (朝日文庫) プリーモ・レーヴィ (著), 竹山 博英 (翻訳)
  16. https://link.amazon/B03P5t7Tu 過去は死なない――メディア・記憶・歴史 (岩波現代文庫) テッサ・モーリス‐スズキ (著), 田代 泰子 (翻訳)
  17. https://link.amazon/B0aXvS7pe ファシズムの解剖学 (ちくま学芸文庫ハ-63-1) ロバート・パクストン (著), 瀬戸岡 紘 (翻訳)
  18. https://link.amazon/B0atXLErm 国民とは何か (講談社学術文庫) エルネスト・ルナン (著), 長谷川 一年 (翻訳)
  19. https://link.amazon/B05glh3jB 空襲と文学[新装版] W・G・ゼーバルト (著), 鈴木 仁子 (翻訳)
  20. https://link.amazon/B04lb8igW パララックス・ヴュー スラヴォイ・ジジェク (著), 山本耕一 (翻訳)
  21. https://link.amazon/B0f669c7T 朝鮮人BC級戦犯の記録 (岩波現代文庫) 内海 愛子 (著)
  22. https://link.amazon/B00bbal45 赤道下の朝鮮人叛乱 新装版 内海 愛子 (著), 村井 吉敬 (著)
  23. https://link.amazon/B03eVTFY1 女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫) 遠藤周作 (著)
  24. https://link.amazon/B06LIWZFH 竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記 ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ (著, 監訳), Yoko Kawashima Watkins (原名), 都竹 恵子 (翻訳)
  25. https://link.amazon/B04K7eLe3 ナガサキの原爆を撮った男: 評伝・山端庸介 青山 雅英 (著)
  26. https://link.amazon/B08aXfk3c 定本 想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険 2-4) ベネディクト・アンダーソン (著), 白石隆 白石さや (翻訳)
  27. https://link.amazon/B02q7BkVR エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告【新版】 ハンナ・アーレント (著), 大久保 和郎 (翻訳)
  28. https://link.amazon/B09Wi6thp 近代とホロコースト〔完全版〕 (ちくま学芸文庫) ジグムント・バウマン (著), 森田 典正 (翻訳)
  29. https://link.amazon/B04WqKDOi ザ・レイプ・オブ南京の研究: 中国における情報戦の手口と戦略 藤岡 信勝 (著), 東中野 修道 (著)
  30. https://link.amazon/B05bHTuVS <帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性 アントニオ・ネグリ (著), マイケル・ハート (著), 水嶋 一憲 (翻訳), 酒井 隆史 (翻訳), 浜 邦彦 (翻訳), 吉田 俊実 (翻訳)
  31. https://link.amazon/B01IsHn91 大衆の国民化 ――ナチズムに至る政治シンボルと大衆文化 (ちくま学芸文庫) ジョージ ・L・モッセ (著), 佐藤 卓己 (翻訳), 佐藤 八寿子 (翻訳)
  32. https://link.amazon/B02Ugipdk 英霊 ――世界大戦の記憶の再構築 (ちくま学芸文庫) ジョージ・L・モッセ (著), 宮武 実知子 (翻訳)
  33. https://link.amazon/B0b1GjUSv 記憶・歴史・忘却〈上〉 ポール リクール (著), Paul Recoeur (原名), 久米 博 (翻訳)
  34. https://link.amazon/B0cEZQvGs 七番目の百万人: イスラエル人とホロコースト トム セゲフ (著), Tom Segev (原名), 脇浜 義明 (翻訳)
  35. https://link.amazon/B03Eqi2zc ヒロシマ―グローバルな記憶文化の形成― ラン・ツヴァイゲンバーグ (著), 若尾 祐司 (翻訳), 西井 麻里奈 (翻訳), 髙橋 優子 (翻訳), 竹本 真希子 (翻訳)
  36. https://link.amazon/B04LqVvIG 帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い (朝日文庫) 朴 裕河 (著)
  37. https://link.amazon/B0bW9OamK 増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫) アンネ フランク (著), 深町 眞理子 (翻訳)

平和と愚かさ | 東浩紀 (著) | 2026年書評89

戦争がまた始まりそして常態化している世界となり、いつの時代も戦争というものが起こり得ること、どれだけ反省してもまた同じ戦うという行為をしてしまうことを嘆かわしく思います。

政治というものが基本的には対立や2項対立を組み立てる行為となってしまい政治について考えるということは対立を考えるような行為つまりは平和を遠ざける行為になってしまいます。そこで「考えないこと」の価値を見直し、いわば考えないことということが愚かなことと思われがちですが、平和であるということは考えなくて良いこと、そうすることを許す社会概念の必要性を考えます。

ウクライナやセルビア、中国、ベトナムなどの戦争の香りを旅行したどりながら各地域で現在・過去の戦争の記憶や解釈を見つけそこから考えを馳せていく展開の本になります。過去の哲学や歴史本などを見ると名言化や唯一解を生み出そうというものが目立ちますが東浩紀さんは訂正に関する本でも述べてきたように新しい見方を見つけ考えを常に訂正しながら生きていこうではないかというスタンスを教えてくれる本だったように思います。

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平和と愚かさ

平和と愚かさ

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📒 Summary + Notes | まとめノート

平和について

素朴に考えれば、平和とは戦争をしないこと、だから対立する。最近では認知戦などと言われる言葉もあるように平常時でも常に実は戦っておりある種戦争の準備をしている、広義で言う戦争を続けていることになります。そしてまた戦争が始まってしまうと平和について語ることは難しくなります。

平和は「考えないこと」の広がりで定義される。だから、平和について考えるとは、「考えないこと」について考えるということでもある

ドイツのカール・シュミットは政治の本質は友と敵を分割し、敵を滅ぼすことにあると述べました。彼の言葉を借りるとするならば、戦争とは政治が全面化したものだとも考えられる。東浩紀によると市民生活のなかに「政治について考えない自由」をどれだけ確保していくかというが要されます。

サラエヴォに訪問してみるとあらゆる場所に戦争(包囲戦)の記憶にぶつかります。国立歴史博物館、書店には関連の写真集があり、街のあちこちには犠牲者の名を記されている。建物には銃痕がまだ残ったまま使われている。サラエヴォを歩いてみると、平和の記憶と戦争の記憶を重ねて保持するしかないという想いを馳せます。オリンピックは一つ非政治的な空間をつくる取り組みでもありました。サラエヴォ冬季五輪など含め五輪期間の休戦決議は語られている。

五輪休戦の呼びかけは、まさに「考えること」によって「考えないこと」をつくる試みなのである。この出発点が忘れられ、休戦の実現そのものが五輪の目的だと誤解されると、五輪そのものが政治的な空間に変わってしまう

歴史の記憶を形作るのに重要な存在になっている博物館。ポーランドや中国、韓国の博物館をみてみるとわかりやすく「わたしたち」を被害者に、「彼ら」を加害者に設定して、異民族の悪を表現する。原則としては自国民の鑑賞を想定しているし、またそれを触れやすいようにテーマパーク化している部分がある。

最近の平和の手法としては隔離、民族ごとに分けることで「考えない」ことをしている。昔は共生していた、今は隔離の平和であるという話もありますが、そういった話をするといやいや実は違ったものだ、なんていう話もある。これについてはどの平和の物語も同じような可能性がある。

平和の記憶はつねに訂正可能性に開かれねばならないということを意味している

悪の愚かさ

日本が細菌兵器731部隊がハルビンにて様々な人体実験を行ったことで犠牲者は3000人にも及んだ。人はなぜ残酷な愚かな行為をしてしまうのか、マルタと称された人たちは人体実験として想像を絶する行為を受けたのだが、その加害の愚かさ、いわば殺さなくても殺しても良かったとも受け取れるような残虐な行為(加害の無意味さ)について認めると今度は被害者がうかばれない。

村上春樹はねじまき鳥クロニクルという小説で原因と結果のような明確な関係はない、ということを小説で示そうとしたと言います。

村上はまさに、そのような関係を描くために小説という技法をもちいている。村上は主人公につぎのように語らせている。「ものごとはまるで3次元のパズルのように複雑に入り組んでもつれている。そこでは真実が事実とは限らないし、事実が真実とは限らない」。ねじまき鳥クロニクルの井戸は、そのような「真実が事実とは限らないし、事実が真実とは限らない」関係を言語化する装置として導入されているのである

著者はなぜ人々が愚行を犯してしまうのか長年考えてきました。アウシュビッツもヒロシマもチェルノブイリも、多くの場合、たまたま、なんとなくという答えが挙げられる。そしてまた博物館がそのたまたまという話、愚かさを消してしまいテーマパーク化した物語を記憶とさせる。加害者はだれなのか被害者は誰なのかを明確にしてしまい偶然性を消してしまう行為とも言える。

人々は賢くなろうと試みるものの、それと同時に群れと化した人々はその時々に若返り、同じように事故も起こすだろうし、虐殺すら繰り返してしまうかもしれない。博物館が語る必然の歴史の傍らで、偶然と中動態に開かれたもうひとつの物語が語られ続けなければならない。

感想

久しぶりに東浩紀さんの著書を読んでみて賢さを浴びる体験でした。過去の彼の著書の訂正や観光客などのキーワードとともに読んでいくと一貫した価値観を知ることもできます。哲学のバックグラウンドに時代の出来事を深く読み解く力を見ると学問的というよりも実践的な今のゲンロンという舞台の最適さを感じることができます。

今回の本のテーマである平和ということについて「考えないこと」の範囲をいかに広げていくことができるのか、ということをダークツーリズムを通じて得た示唆からまとめられている内容です。同時に読んでいた犠牲者意識ナショナリズムという本と通ずる部分が多々あるので併せて読むのがとても良いと感じました。

当たり前ですが、戦争についても人々の数だけ価値観や考え方があり、同じ平和についても様々異なる。犠牲者意識ナショナリズムでは政治的に記憶が利用されてしまうことで歴史が変化していくこと、また政治利用による捻じ曲げの嘆きを感じることができるのですが、本書でも歴史の取り扱いの難しさ、そこへの寛容さを学ぶことができます。

グローバル化によって人々が簡単に移動できるようになり、また触れ合うこともできる時代になり理解することや触れ合うことにより殺し合うまでにいかないような環境になったかと思いつつまだまだ人々は戦争を起こす。ウクライナとロシアの価値観はあまり理解がないためにロシアがどういった価値観を持ってウクライナへと侵攻したのかはたまたそれを停めることはできないものなのかいまだ分からないことは多々ありますが、これは本書に書かれているように戦争しても良かったししなくても良かった、偶然性が積み上がった結果なのだろうとも感じます。

教科書、教育、博物館など様々に得た歴史認識はいつの時代も新しい事実が分かり信じていたものが違っている可能性はいつでもあるということを忘れてはいけない、と感じます。自分が子どもの時と考えると公衆衛生の考えも変わり犬の糞を拾っていく飼い主は今ほど居なかったですし、暴力のある教育なんてものも当たり前、電車の喫煙車両など今思えば信じられないような世界観であり、これに対して不満を持っていた人の声は世の中の当たり前に押しつぶされて表面化していなかったと思います。

旅行の際には、風景などみて綺麗だな、といった思いに馳せるだけでなく、こういった示唆深い旅行などもしてみたいものだなと思いました。

📚 Relating Books | 関連本・Web

  1. https://link.amazon/B03zwgOcN エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告【新版】 ハンナ・アーレント (著), 大久保 和郎 (翻訳)
  2. https://link.amazon/B07ZorZ34 731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫) 青木冨貴子 (著)
  3. https://link.amazon/B0ahiR8Wv 存在論的、郵便的: ジャック・デリダについて 東 浩紀 (著)
  4. https://link.amazon/B079UNmhT 郵便的不安たち 東 浩紀 (著)
  5. https://link.amazon/B0chqkwXf 観光客の哲学 増補版 東浩紀 (著)
  6. https://link.amazon/B01DhZ1jx 訂正可能性の哲学 東浩紀 (著)
  7. https://link.amazon/B0e7KLlTL チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 東 浩紀 (著, 編集), 津田 大介 (著), 開沼 博 (著), 速水 健朗 (著), 井出 明 (著), 新津保 建秀 (著), 上田 洋子 (著), 越野 剛 (著), 服部 倫卓 (著), 小嶋 裕一 (著), 徳岡 正肇 (著), 河尾 基 (著)
  8. https://link.amazon/B00AZbLzx 橋の上の男 (1960年) ギュンター・アンデルス (著), 篠原 正瑛 (翻訳)
  9. https://link.amazon/B06cs2j65 時代おくれの人間 上 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 431) ギュンター・アンダース (著), 青木 隆嘉 (翻訳)
  10. https://link.amazon/B0g6vwQ4g われらはみな、アイヒマンの息子 ギュンター アンダース (著), 岩淵 達治 (翻訳)
  11. https://link.amazon/B086BbP0m ドリナの橋 (東欧の文学) イヴォ アンドリッチ (著), 松谷 健二 (翻訳)
  12. https://link.amazon/B0cpmQ0T0 民族はなぜ殺し合うのか: 新ナショナリズム6つの旅 マイケル イグナティエフ (著), Michael Ignatieff (原名), 幸田 敦子 (翻訳)
  13. https://link.amazon/B03FLThCf 写真記録ベトナム戦争 石川文洋 (著)
  14. https://link.amazon/B0eRLJJy7 戦争記憶の政治学: 韓国軍によるベトナム人戦時虐殺問題と和解への道 伊藤正子 (著)
  15. https://link.amazon/B0dcDqMLL 昭和16年夏の敗戦-新版 (中公文庫 (い108-6)) 猪瀬 直樹 (著)
  16. https://link.amazon/B0hDJaMzS 犠牲者意識ナショナリズム――国境を超える「記憶」の戦争 林 志弦 (著), 澤田 克己 (翻訳)
  17. https://link.amazon/B08eE0iHE 生かされて。 (PHP文庫 い 63-1) イマキュレー・イリバギザ スティーブ・アーウィン (著), 堤 江実 (翻訳)
  18. https://link.amazon/B00IV0HyP ヒロシマ・ノート (岩波新書 青版 563) 大江 健三郎 (著)
  19. https://link.amazon/B04rUI7qw 治療塔惑星 (講談社文庫) 大江健三郎 (著)
  20. https://link.amazon/B0aEtWYXW 核時代の想像力 (新潮選書) 大江健三郎 (著)
  21. https://link.amazon/B0a5cSHxK スレブレニツァ 長 有紀枝 (著)
  22. https://link.amazon/B05OVDLVV スレブレニツァ・ジェノサイド—25年目の教訓と課題 長 有紀枝 (編集)
  23. https://link.amazon/B050SrBzu ミネルヴァのふくろうは日暮れて飛び立つ (文春文庫 ラ 3-1) ジョナサン ラブ (著), Jonathan Rabb (原名), 野村 芳夫 (翻訳)
  24. https://link.amazon/B0ayl8pJm ルワンダの今:ジェノサイドを語る被害者と加害者 (ブックレット《アジアを学ぼう》別巻) 片山夏紀 (著)
  25. https://link.amazon/B00Aunurp 終焉をめぐって 柄谷 行人 (著)
  26. https://link.amazon/B03s6xoiT ガルトゥング平和学の基礎 ヨハン・ガルトゥング (著), 藤田 明史 (編集, 翻訳)
  27. https://link.amazon/B07kHNqJ8 内乱の政治哲学 忘却と制圧 神崎繁 (著)
  28. https://link.amazon/B0jlnTYEH バービイ・ヤール (1967年) クズネツォーフ (著), 草鹿 外吉 (翻訳)
  29. https://link.amazon/B0g67lAWL 中動態の世界:意志と責任の考古学 (新潮文庫 こ 73-2) 國分功一郎 (著)
  30. https://link.amazon/B064TRBmE 原子力時代における哲学 (犀の教室) 國分功一郎 (著)
  31. https://link.amazon/B0gj1ADhq 日の丸は紅い泪に―第七三一部隊員告白記― 英語版 越 定男 (著)
  32. https://link.amazon/B0jhXt4Hn ヒロシマ読本 (平和図書) 小堺吉光 (著), 広島平和文化センター (著)
  33. https://link.amazon/B0cNHsNUi 〈満洲〉の歴史 (講談社現代新書 1966) 小林 英夫 (著)
  34. https://link.amazon/B070eHeOJ ジェノサイドの丘: ルワンダ虐殺の隠された真実 (上) フィリップ ゴーレイヴィッチ (著), Philip Gourevitch (原名), 柳下 毅一郎 (翻訳)
  35. https://link.amazon/B0dkwZceD サイゴンのいちばん長い日 (文春文庫 269-3) 近藤 紘一 (著)
  36. https://link.amazon/B0cYeK9kT 原発依存の精神構造: 日本人はなぜ原子力が「好き」なのか 斎藤環(精神科医) (著)
  37. https://link.amazon/B00XDebiu ベトナム200万人餓死の記録: 1945年日本占領下で 早乙女 勝元 (著)
  38. https://link.amazon/B0eJsiiT7 続・チェルノブイリからの証言 ユーリー シチェルバク (著), 松岡 信夫 (翻訳)
  39. https://link.amazon/B07EzZn6R 政治的なものの概念 (岩波文庫 白30-2) カール・シュミット (著), 権左 武志 (翻訳)
  40. https://link.amazon/B0e2YixDB 民族浄化・人道的介入・新しい冷戦 冷戦後の国際政治 塩川 伸明 (著)
  41. https://link.amazon/B0asQ97oc ユーゴスラヴィア現代史 新版 (岩波新書 新赤版 1893) 柴 宜弘 (著)
  42. https://link.amazon/B040BQpWR 反原発の思想史: 冷戦からフクシマへ (筑摩選書 34) スガ 秀実 (著)
  43. https://link.amazon/B06nC9E7i ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木 徹 (著)
  44. https://link.amazon/B0a65L1t4 人体実験: 証言 七三一部隊とその周辺 中央とう案館 (編集), 江田 憲治 (著)
  45. https://link.amazon/B076nm1Ag 七三一部隊 (講談社現代新書 1265) 常石 敬一 (著)
  46. https://link.amazon/B01kNSYtR チェルノブイリ ある科学哲学者の怒り―現代の「悪」とカタストロフィー― ジャン=ピエール デュピュイ (著), 永倉 千夏子 (翻訳)
  47. https://link.amazon/B0imC96Jj ありえないことが現実になるとき ――賢明な破局論にむけて (ちくま学芸文庫) ジャン=ピエール・デュピュイ (著), 桑田 光平 (翻訳), 本田 貴久 (翻訳)
  48. https://link.amazon/B0j0e49Uz 哲学とは何か (河出文庫) G・ドゥルーズ (著), F・ガタリ (著), 財津 理 (翻訳)
  49. https://link.amazon/B0b3cOdSz あれから ─ ルワンダ ジェノサイドから生まれて ジョナサン・トーゴヴニク (著), 竹内万里子 (編集, 翻訳)
  50. https://link.amazon/B0faOmIkB 日本の大転換 (集英社新書) 中沢 新一 (著)
  51. https://link.amazon/B0hQ0Qkc2 スターリンのジェノサイド ノーマン・M・ネイマーク (著), 根岸 隆夫 (翻訳)
  52. https://link.amazon/B03sSOLlQ ホロコースト後のユダヤ人 ――約束の土地は何処か (ちくま学芸文庫ノ-13-1) 野村 真理 (著)
  53. https://link.amazon/B086uoBeI 存在と時間 マルティン・ハイデガー (著), 高田 珠樹 (翻訳)
  54. https://link.amazon/B0dhan3Dh ガリツィアのユダヤ人(新装版): ポーランド人とウクライナ人のはざまで 野村 真理 (著)
  55. https://link.amazon/B00C0Kxyi ハイデッガー全集79 ブレーメン講演とフライブルク講演: 第79巻 第3部門 未刊論文[講演-思い] マルティン ハイデッガー (著), 森 一郎 (翻訳), ハルトムート ブフナー (翻訳)
  56. https://link.amazon/B03EhPtOi 記憶の政治 ヨーロッパの歴史認識紛争 (岩波オンデマンドブックス) 橋本伸也 (著)
  57. https://link.amazon/B0j9fgdBq 表徴の帝国 (ちくま学芸文庫 ハ 9-1) ロラン バルト (著), Roland Barthes (原名), 宗 左近 (翻訳)
  58. https://link.amazon/B02Thc3wJ 陸軍登戸研究所の真実(新装版) 伴 繁雄 (著)
  59. https://link.amazon/B02K5xKaz サラエボ旅行案内: 史上初の戦場都市ガイド FAMA (編集), P3art and environmen (翻訳)
  60. https://link.amazon/B09hz8LmJ チェルノブイリ報告 (岩波新書 新赤版 168) 広河 隆一 (著)