ライフイズビューティフル

訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの 株トレ | 窪田 真之 (著) | 2024年書評96、97

トウシルで話題の窪田さんの株トレ本を読みました。テクニカルに関わる本(黄本)とファンダメンタルズに関わる本(青本)があり特にファンダメンタルズの本は個人的にとても好きでした。内容は初歩的なものが多いですので、初心者の方には特に良いものに感…

ぼくのお日さま@ヒューマントラストシネマ渋谷 | 奥山大史(監督) | 2024年映像・映画評#5

久しぶりに映画館に行きぼくのお日さまを観てきました。 www.youtube.com 感想 映像がとても綺麗でアスペクト比も4:3(?)、フィルムライクな仕上がりが印象的 北海道の雪景色が物語の美しさを引き立たせていた スケートリンクの場面の暖色を含んだ窓か…

東急百年 - 私鉄ビジネスモデルのゲームチェンジ | 東浦 亮典 (著) | 2024年書評95

日頃東急のシステムにお世話になっているので折角ならその会社のことについて知ってみようと思い手に取った一冊です。 著者は東急の常務執行役員の東浦さん。東浦さんが東急に入社された以前の歴史から、東浦さんが入られた話も含めビビットに歴史や開発の経…

映像カラリストの成長の記録。カラーグレーディングってどうやって上手くなりますか? | Ryo Ichikawa | 2024 Youtube review #16

最近映画を観る中で気になっていた色づくりの話をしているものがありました。 この投稿をInstagramで見る Sakito Nadoyama(@__nadooooo)がシェアした投稿 www.youtube.com ベースの色作成をしてマスクをきっていく流れ ベースラインにあるのは日本で良いと言…

アイデア・バイブル | マイケル・マハルコ (著), 加藤昌治 ナビゲート (監修), 加藤 昌治 (その他), 齊藤 勇 監訳 (翻訳), 小沢 奈美恵 (翻訳), 塩谷 幸子 (翻訳) | 2024年書評94

創造性と言われると感覚的なものであり、感覚値によるものが多いとされています。本書では創造性もある程度訓練で習得することができるのではないかという視点を持ってそれならばどういった方法があるのかということをまとめています。 発想法について多く列…

OUT OF THE BOX クリエイティブ脳のつくり方 | OCHABI Institute (著) | 2024年書評93

御茶ノ水にある美術学校であるOCHABIが出版している本になります。そのため学校の宣伝や教材としての要素があるのであろう本です。本書を読んで初めて知った学校なのですが1955年から運営されており70年近い歴史があります。 www.ochabi.ac.jp 内容自体はさ…

ポン・ジュノ映画術: 『ほえる犬は噛まない』から『パラサイト半地下の家族』まで | イ・ドンジン (著), 関谷敦子 (翻訳) | 2024年書評92

映画評論家のイ・ドンジンによるポン・ジュノ作品の解説及びポン・ジュノ監督とのインタビューが収録されている本になります。 ポン・ジュノ監督のデビュー作である「ほえる犬は噛まない」から「パラサイト」までの作品について語られる内容で、インタビュア…

仕事と人生に効く教養としての映画 | 伊藤 弘了 (著) | 2024年書評91

映画を観ることを意識的にしようと思った中で何を考えながら映画を観たらよいのだろうと思い手に取った一冊です。 トイ・ストーリーという有名な映画がありますが、そこに登場する主人公はカウボーイ姿のおもちゃです。アメリカでは西部劇が開拓者としてのア…

パラサイト 半地下の家族 公式完全読本 | ポン・ジュノ (著), 町山 智浩 (著), ミルクマン 斉藤 (著), 浦川 留 (著), キシオカ タカシ (著), 土田 真樹 (著), 岡本 敦史 (著, 編集), タダーヲ (著), 東 奈江 (著), 早見 純 (イラスト) | 2024年書評90

パラサイトを観たので解説を色々と見る中でたどり着き読みました。アカデミー賞、カンヌ国際映画祭で賞を受賞した作品になりますが、見る機会に恵まれずやっと見ることができました。そちらの感想は別途書きたいと思います。 www.youtube.com パラサイト 半…

マルクス解体 プロメテウスの夢とその先 | 斎藤 幸平 (著, 翻訳), 竹田 真登 (翻訳), 持田 大志 (翻訳), 高橋 侑生 (翻訳) | 2024年書評89

人新世の資本論で話題になった斎藤幸平さんの本を読みました。 ohtanao.hatenablog.com 本書はまず海外で出版され、そこから日本語訳を完成させたという日本人が書いた本としては珍しい流れで刊行されています。 英語版のアマゾンレビューにあったコメントが…

すべての仕事はクリエイティブディレクションである。 | 古川裕也 (著) | 2024年書評88

元電通で九州新幹線やポカリスエットなど数々のCMで注目を浴びているクリエイティブ・ディレクター古川さんの本を読みました。 books.bunshun.jp 本書ではクリエイティブディレクション(CD)という仕事が何であるのか、今までどのような思考の元仕事を行っ…

TRILLIONS(トリリオンズ) [物語]インデックス・ファンド革命 | ロビン・ウィグルスワース (著), 貫井佳子 (翻訳) | 2024年書評87

投資が誰にでもできるようになった大きな理由にインデックスファンド、特にパッシブな指標に連動した投資信託があります。SP500やオルカンなどは投資をし始める時にまず聞くようなワードになってきました。 本書はインデックスファンドがどのように始まった…

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! | リチャード・ブロディ (著), 坂元信介 (翻訳) | 2024年書評86

日本語版タイトルがすごい前のめりなのですが、英訳タイトルが”Getting past ok”ということで、無難で終わらないために、みたいなニュアンスの本でしょうか。結構古めの本で、原著は2009年に書かれているもので、確かにその頃といえばマイクロソフトの退職者…

三体 | 劉 慈欣 (著), 大森 望 (翻訳), 光吉 さくら (翻訳), ワン チャイ (翻訳), 泊 功 (翻訳) | 2024年書評81-85

今年のはじめから第一部を読み始めた三体。途中で読み進むのを辞めていたのですが三部作の最後まで読み終えることができました。 www.youtube.com www.youtube.com www.theguardian.com 物語は文化大革命、そこで人間が行う行為を残念に思った物理学者のスト…