ライフイズビューティフル

訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

学びを結果に変えるアウトプット大全 | 樺沢紫苑 (著) | 2024年書評12

インプット大全に引き続きアウトプット大全を読みました。 ohtanao.hatenablog.com 著者の体験として「嫌われる勇気」を読んだという30人に対して、アドラー心理学はどんな心理ですか?と訪ねた所的確に答えられたのは3人であったようです。9割の人はインプ…

学び効率が最大化するインプット大全 | 樺沢紫苑 (著) | 2024年書評11

現代は情報に触れる機会が爆発的に増え必要に無い情報に出会う回数がとても増えました。人生で必要の無いインプットを辞めて役に立つことを取り込む事はとても大事に思います。 以前から気になっていた精神科医でありながら多くの本を執筆する樺沢さんの著書…

世界インフレの謎 | 渡辺 努 (著) | 2024年書評10

以前読んだ物価とは何かの著者渡辺さんの著書世界インフレの謎を読みました。 ohtanao.hatenablog.com 世界インフレの謎 (講談社現代新書) 作者:渡辺 努 講談社 Amazon 前回の本が物価に関して一般的な説明が多かった基本の話だったようなイメージですが今回…

ぼくはあと何回、満月を見るだろう | 坂本 龍一(著) | 2024年書評9

2023年に残念ながら亡くなられた坂本龍一さん。 坂本龍一さんの訃報に海外の友人たちがインスタグラムのストーリーにあげているものを見て気が付きました。 この投稿をInstagramで見る Ryuichi Sakamoto(@skmtgram)がシェアした投稿 身の回りだけの話になり…

海外の美大生活 by inemuifj | 2024 Youtube review #1

ライフスタイル系のYoutubeをよく見るのですがその中でも各国の大学生の生活を見るのはとても刺激になり面白いです。 最近良く見ているのは日本人でアメリカの美大に通うinemuifjさんのもの。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 自身もイギリ…

Why the Medallion Fund is the Greatest Money-Making Machine of All Time | Nick Maggiulli | 2024年ブログまとめ#1

Just Kepp Buyingの著者Nick Maggiulliが運営するウェブサイトofdollarsanddataにてメダリオンの収益についてレビュー記事がありました。 ofdollarsanddata.com 最も賢い億万長者としてメダリオンを運営するシモンズに焦点を当てた本を以前読みました。メダ…

低PBR株の逆襲 | 菊地 正俊 (著) | 2024年書評8

みずほ証券の菊地さんの本ですが、最近東証が口を酸っぱく言っている低PBRに関する書籍です。いつもとてもバランスよくまた海外投資家とも多くの関わりがある菊地さんの安心できる内容がとてもおもしろく読めました。 ohtanao.hatenablog.com 企業価値やファ…

実践仕掛学―問題解決につながるアイデアのつくり方 | 松村 真宏 (著) | 2024年書評7

仕掛学の新刊が出たので早速読んでみました。 前回の著書では様々な事例集めてみたというようなものでしたが、今回のものは松村さんが関わって実施した事例とその結果を中心にまとめられており、タイトル通りより実践のものでした。 ohtanao.hatenablog.com …

FRBの仕組みと経済への影響がわかる本 FOMC経済見通しと議長記者会見の読み解き方 | 工藤浩義 (著) | 2024年書評6

最近は米国の利上げも収まり今年の何処かのタイミングでは利下げに転じるという状況になりました。コロナ後顕著にFRBの発言が相場に大きな影響を与えるということが見受けられます。 本書ではFRBの仕組みについてコロナ禍でのアクションや議事録などを見返し…

OPTION B: 逆境、レジリエンス、そして喜び | シェリル サンドバーグ (著), アダム グラント (著), 櫻井 祐子 (翻訳) | 2024年書評5

シェリル・サンドバーグの本オプションBを読みました。 Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグは元々Googleに居てIT業界で活躍する女性の代表のようなキャラクターであり、LEAN INではまさに女性が社会で活躍することについて書かれていた本…

ケーキの切れない非行少年たち | 宮口 幸治 (著) | 2024年書評4

児童精神科医として活躍される宮口さんの著書になります。少年院などで非行少年の患者などを扱う中で「境界知能」という視点を持って非行少年たちの共通点やそこに対する対応、世間的な認識を見直せる内容になっています。 そのアプローチは認知行動療法と呼…

金子文子と朴烈 | イ・ジェフン (監督) | 2024年映像・映画評#1

ブレイディみかこさんの両手にトカレフを読んだのを機に金子文子さんの映画を見ました。 ohtanao.hatenablog.com www.fumiko-yeol.com youtu.be 何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫) 作者:金子 文子 岩波書店 Amazon 金子文子と朴烈 [DVD] イ・ジェフ…

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー | ブレイディみかこ (著) | 2024年書評3

コロナが始まってから海外旅行しながら年末年始を過ごしのではなく実家に行かざるを得ない状況になったのを機に実家で1週間ほど滞在し、両親とゆっくり日常を過ごすようにしています。 せっかくなので同じ空間で過ごす時間を増やそうと思いリビングで本を読…

両手にトカレフ | ブレイディみかこ (著) | 2024年書評2

年始にいつもと毛色が異なる本も読んでおこうということでブレンディみかこさんの両手にトカレフを読みました。 小説は没入感高いので読むと数日その内容を考えてしまったりと脳の中に刷り込んで入ってくる感覚があり、ダヴィンチや小説好きが多く居る理由も…

リー・クアンユー、世界を語る | グラハム・アリソン (著), ロバート・D・ブラックウィル (著), アリ・ウィン (著), 倉田真木 (翻訳) | 2024年書評1

あけましておめでとうございます。 2023年は書評を時間ができたこともあり小学生以来100冊以上を読めた年になりました。集中する習慣をつけたいと思い始めた習慣ですが、中々集中するという行為が苦手になっておりスマホやYoutubeを見てしまう事で読書のスピ…