書評
毛内さんの語りが好きになり本を読んでみた2冊目の本になります。頭がいいという言葉は不思議な言葉で、本書によると「頭がよい」ということについて新しい角度、主に脳科学の視点からそれがどういったことであるのか語られています。 脳の無いような単細胞…
読書の重要性を語る系の本を読みました。先日見たリハックで知った毛内さん。本書の冒頭では読書時間が7年間で3分ほど減ってきたことから他読層と不読層の2極化の推察をしています。以前読んだ飯田さんの若者の読書離れはウソとは毛色が異なる主張であります…
1985年、若きジェフ・ベゾスが働いていたFitelはたった10人ほどのベンチャー企業でありながら、証券の国際決済の約10%ほどを占めていました。日経平均がうなぎのぼりであり、株式投資が晩年まで趣味であった江副氏が率いるリクルートはこの企業を買収。 リ…
「維新」という言葉は政党の名前にも使われているようにどこか改革思考でポジティブ、既存勢力を壊して正しい姿に変えていくような変革のようなイメージがつきまといます。日本の変化の大きな流れに明治維新が語られ、その明治維新により日本は近代化に成功…
杉本博司さんのノートに焦点をあてた本ですが、今年に入ってから日記やノートを書くことをし始めてノートについてどういった方法で書くことが良いのかという疑問を持っていたことから読んでみた本でした。 杉本博司さんは1970年にロサンゼルスのアートセンタ…
禅というものについてたまに聞くのですが、瞑想も禅もマインドフルネスもよく分かってないために読んだ禅の本になります。 本書の著書(講和者)は鈴木俊隆さんであり1905から1971年まで生きていた方です。1959年にアメリカにわたりサンフランシスコの住職と…
イノベーションについて変異と適応という2つのアプローチを繰り返しながらされ螺旋を上るように物事は進化してきたという考えをもとに、「変異」「適応」についてどういった視点を持てば良いかという紹介本です。 www.youtube.com 細かな例え話については進…
終戦の8月15日、玉音放送が流されたのは良く知られている事だと思います。前日から全日本国民に対して15日の玉音放送の重大発表を聞くようにと放送が繰り返され、その日の午前中は正午に行われる玉音放送のための宣伝が繰り返されました。 www.youtube.com …
コロナがあけてからインフレに伴い春闘が話題にのぼることが増えてきました。賃金の上昇の話が話題になったのはここ数年で新卒へ高給を払う姿勢も見られる中今働き始めた人にとっては昔の話ではありますが長年賃金が上がらない、ものの価値は下がるデフレの…
今年に入って日記を書き始めた所で書くという行為についてどうしたら良いものだろうかと考えていました。隙間の著者高さんの日々書いているノートが創作の種になっているという事を知ったりすると日々思っていることはとても大切なのにも関わらず様々な考え…
今週末プレミアリーグが開幕します。2026年はワールドカップもありまたプレミアリーグでは選手や監督含め移籍が多く変化が大きなシーズンでもあります。マンチェスター・シティーはペップが監督から去り、ワールドカップMVPのロドリも放出。昨季優勝のアーセ…
最近SNS界隈でミドルエイジ・クライシス、いわば中年の成功者などが次にやることが見当たらず虚無になるといったことが話題となっていました。 人生は忙しい日々を過ごしていたら気がつけばいつの間にかミドルエイジが現れる。若い頃とは違って無理が効かな…
イランのニュースが少しずつ減ってきており落ち着きが出てきたのかなと感じていたのですが現状どうなっているのかと思い手に取った本になります。本書を書いたのは斎藤貢さん。イラン大使として実際にイランに過ごした過去を持ち最近ではイラン戦争の解説でY…
売れているということで話題になっていたために手に取った本です。人文知(というよりも文学部)不要論というのは頻繁に見受けられるものですが、この長年言い続けられている疑問についてAIの普及を機により重要になるのではという事を伝えようとしている本…
夏帆を読んだ事をきっかけに村上春樹の本をたいして読んだことが無いなということで手に取った一冊。夏帆よりも長くよりSF感強めで抽象度が高いために心折れかけたのですが取り敢えず最後まで読みました。 ohtanao.hatenablog.com あとがきにも本人が書いて…
社会的に成功していた青年が突然僧侶になりそして病気(ALS)であることに気が付きそして仏教の考えでは良くないとされる自死を選ぶことになりました。本書を書かれた時にはもちろんまだ生きていましたが2018年に診断され2022年に自分の家で医者の幇助を得て…
カフェの世界史で触れられていた◯◯の世界史シリーズの代表格でもある砂糖の世界史を読みました。コーヒーやお茶に代表される世界中にひろく取り扱われている商品は「世界商品」と呼ばれ、砂糖もその代表です。タバコやお酒などもその代表ですが、砂糖の甘味…
イタリアに住む増永さんの著者カフェの世界史。彼女のポストから見られる人柄もとても素敵で母親に買ってもらった古いユニクロのセーターのリペアサービスを受けた話などを見ると長く修理しながらものを使うという精神を大切にしたいと思えます。 裏側はこん…
ノルウェイの森や1Q84は昔読んだことがあったのですが、このブログを書き始めてから村上春樹の本についてまとめたことは無かったかなと思います。今回新作「夏帆」が発売されたのに伴い購入して読んでみました。 個人的な村上春樹の印象はねちっこい文体と特…
夏らしい日々が続きますがこれもあと一ヶ月ぐらいかと思うと今年の夏ももう少しなのかなとさみしい思いもあります。自動車業界に携わるので業務勉強がてらに読んだ本になります。 著者はツイッターでもよく見かけるカッパのアイコンの方で自動車業界で働かれ…
テクノロジカルリパブリックやネオ君主論で語られるように今の民主主義や商業主義、または第二次世界大戦の教訓として君主制への反発などを考える中でハイエクの隷属への道を読んでみたいと思い手に取りました。 書かれたのは1944年、第二次世界大戦真っ只中…
話題になっていたちょる子さんの本が出版されたということで、久しぶりの当資本です。本書の最初に資産の増え方が記録されているのですが、本書で多く語られるように育児休業に併せて株式投資にどっぷりつかり利益を上げています。サイドストーリーや人生も…
カーティスヤービンときたら暗黒啓蒙ということでニック・ランドにまつわる本を読みました。本書は2019年の著書なのですが、最近読んだカーティスヤービンの考えを見ると殆ど2019年から変化無く、最近突然注目されたことでもないのだなと感じます。 …
テクノロジカルリパブリックから抜粋されたパランティアのツイートが話題になっていました。マッチョな思想だなと感じていましたが英語の原著出た際にも話題になっていたこともあり邦訳が出たため読んでみました。 Because we get asked a lot.The Technolog…
以前少し話題になった際に取り上げていた暗黒思想や権威主義を提起するカーティスヤービンの著書、ネオ君主論が発売されていたので読んでみました。 ohtanao.hatenablog.com 彼のスタンスとして自分の意見が主流派である必要がないということで世間に受け入…
AIが日常的に使われ始めるとよくある議論にAIには創造的な仕事はできないのではないか。AIには創造性はないのでは、といった話があります。いつも思うのは人間の指標の創造性を適応しても仕方が無いし、得意な物事は異なるので、AIをどう活用できるのかとい…
日本人ファーストなどと言う政党が躍進し、外国人に対する風当たりが強くなることが少し前にありました。そういった言説がテレビや街頭で繰り広げられる中で異国の地で生活する不安は辛いものがあるように想像できます。 日本に住む外国人は2024年末現在…
500万年後の未来を予測してそこにいるであろう生命体を描いた本。ドゥーガルが1993年に書いたものであり人気本の復刊であり、どういった理由で人気だったのだろうか思い読んでみました。 マンアフターマン 未来の人類学 re-edition 作者:ドゥーガル・ディク…
投資をやっている人であれば誰でも秘伝のソースを見つけることを夢見ており、見つけることができれば誰でもバフェットのように投資を行えるのではと考えます。何か秘密を見つけて雑音に惑わされずに投資をでき、さらにはリターンも得られる。その秘密のファ…
過去読んだ民主主義の本の著者宇野さんが、2017年に豊島岡女子学園で行った5回の講義についてまとめた本「未来をはじめる」を読みました。 ohtanao.hatenablog.com 中学校や高校時代の先生から面白い授業があるというのはとても財産になると思うので宇野先生…