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訪問記/書評/勉強日記(TOEIC895/IELTS6.0/HSK5級/Python)

書評

未来IT図解 これからのDX | 流行りのデジタルトランスフォーメーションとは | 2020年書評#26

経済産業省お墨付きのDX(デジタルトランスフォーメーション)は最近のバズワードです。 www.meti.go.jp 政府からの発表もあり、多くの人の注目を集めている一方、実態として中国のDX化に比べると足元にも及ばない気がします。そもそもDXというワードよりも…

中央銀行の「静かなる革命」 | 透明性・多数決・中央銀行と市場について | 2020年書評#25

中央銀行という機関はかなり古くから存在する機関です。 経済活動について勉強していく中でたまたま見つけた中央銀行に関する本を読んでみました。 ja.wikipedia.org 中央銀行は外部に対して秘密を漏らさず、自分の姿を見せるべきではない、という考えがあっ…

14億人のデジタル・エコノミー | 中国のIT活用術 | 2020年書評#24

日本ではDXという言葉がバズワードとして広がりを見せており、中国のDX/UX事情について紹介されたのがアフターデジタルでした。 ohtanao.hatenablog.com 今回読んだのはWiston Ma著の中国人でかつアメリカでの教育経験を持つ人から目線の中国ITビジネスに関…

中国のスティーブ・ジョブズと呼ばれる男ー雷軍 | 中国ITオタクの挑戦 | 2020年書評#23

2019年Xiomiは本格的に日本市場に参入を始めます。 2010年に創業し2011年にスマートフォンをローンチ。 そこから怒涛のスピードで中国のスマートフォンを含む家電製品のシェアを奪った、今最も成功している企業の一つです。 www.mi.com CEOの雷軍はXiomiを創…

ウォール街の物理学者 | それでもクオンツは夢を追う | 2020年書評#22

ブラック・スワンの著者タレブが力説したのはこの世にある不確実性については予測できないから仕方ない。という元も子もない主張でした。 予測できないほどに大きな出来事(ブラック・スワン)はいつの時代にも起こりそれに備えるのは無理だと言うのです。 o…

フラット化する世界 | グローバル化する未来にどう備えるのか | 2020年書評#19, 20, 21

グローバリゼーションについて多く語るトーマス・フリードマンですが、以前にも書評にしたレクサスとオリーブの木ではグローバル化の波により世界がどのように変わっていくのだろうかという示唆に富んだ提言をしていました。 ohtanao.hatenablog.com 世界は…

もうモノは売らない | 「恋をさせる」マーケティング哲学 | 2020年書評#18

コカ・コーラはマーケティングで最も成功している企業の一つです。 そのコカ・コーラでマーケティングを担当していたハビエルサンチェスラメラス氏が書いた本が本書になります。ラメラス氏はコカ・コーラの前にはP&Gに在籍しており、その前にはMBAを取得して…

アフターデジタル2 UXと自由 | 体験至上主義による未来へのガイド | 2020年書評#17

全書アフターデジタルが反響を呼び2作目となったビービットの藤井さんが書くアフターデジタル2。 藤井さんは上海生活を通じてオンラインとオフラインの繋がりやUXの洗練されたDXの世界を体験しアフターデジタルというワードを使い体験を重視したデジタルの…

ブラック・スワン 上・下巻 | この世にある不確実性について | 2020年書評#15/16

世の中には予測できない事がいつの時代も起こります。 コロナウイルスのパンデミックも一見すると予期はされていたけれども予測はされていなかったように思います。 タレブ本人はコロナウイルス自体はブラック・スワンではないと言っていますが、程度はどう…

レクサスとオリーブの木 グローバリゼーションの正体 下| アメリカの発展してきた理由とこれからのこと | 2020年書評#14

グローバル化とは、について語る文章のはしり的な存在であるトーマス・フリードマン。1980年代に世界中の異なる国々を回れた記者という存在がどれほど貴重であったか(貴重な体験ができたか)がわかる本です。 当時はきっと、「これからの世界はどうなるのか…

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 | cis的投資のススメ | 2020年書評#13

はじめに 2017年の仮想通貨バブルで日に日に金融商品の価値が変動することや、 2020年のコロナパンデミックによりマスクの値段が急騰することなどを見ていたら、 ものの値段は需要により変動するのが当たり前なのだなあと感じます。 会社員であれば確定拠出…

2020年6月30日にまたここで会おう | 責任を持つための思考と言葉という武器 | 2020年書評#12

学生時代に「 僕は君たちに武器を配りたい」を読んでから色々なところで名前を拝見していた瀧本哲史さんの最新刊を読みました。 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社新書) 作者:瀧本 哲史 発売日: 2020/04/27 メディア: 新書 こ…

電気自動車 EVウォーズ | EVはゲームチェンジャーになり得るか | 2020年書評#11

日本で成功した電気自動車(ハイブリッド車除く) といえば日産リーフが代表でしょうか。 ev.nissan.co.jp 保守的な日本のものづくり体制の中、とても素晴らしい開発〜生産、発売までの流れだったと思います。 今回まとめるのはそんな電気自動車の開発秘話の…

マインクラフト 革命的ゲームの真実 | 史上最も遊ばれたゲームの開発ストーリー | 2020年書評#10

2020年5月現在、マインクラフトというゲームは売上でどのゲームよりも高い位置につけています。 en.wikipedia.org この最も遊ばれているゲームは任天堂、ソニーでもない一人のエンジニアが作り上げたというのですから驚きです。 バイラルによるコストレス広…

イッセイミヤケのルール | 衣料産業の行く末を考えてみる | 2020年書評#9

今回読んだのはイッセイミヤケのルールという本で、川島蓉子さんがインタビューを通してイッセイミヤケについてまとめた内容になっています。 エルトプテップ プリーツプリーズ 服のこれから www.youtube.com イッセイミヤケのルール 作者:川島 蓉子 メディ…

ウラからのぞけばオモテが見える | ローソンPBのリブランディングを手掛けたnendoの思考法 | 2020年書評#8

ローソンがリブランディングをしましたが、賛否両論の意見を聞きます。 このリブランディングを手掛けたのがnendoです。 www.nendo.jp リブランディング ウラからのぞけばオモテが見える nendoの思考法 さいごに リブランディング リブランディングで失敗か…

2020年書評#7 | コロナの時代の僕ら How Contagion Works | 「まさかの事態」から僕たちは何を学ぶのか

今回は久しぶりの英書になります。今年入ってからBLOWOUTを読み進めてましたがあまりに長く心が折れかけているので短く読みやすい本、かつこのタイミングだからこそ読んでみたいコロナの時代を問うHow Contagion Worksを読みました。 ohtanao.hatenablog.com…

2020年書評#6 | 人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか? | プロ棋士を生み出した将棋ソフトイノベーション

今年、一人のアゲアゲさんこと折田さんがアマからプロへと編入しました。 アゲアゲさんのYoutubeで語られていたのですが、昔は中々できなかった「将棋で強くなる」ということが思っていたよりも簡単にできるようになったと語っています。 それは将棋ソフト研…

2020年書評#5 | レクサスとオリーブの木 グローバリゼーションの正体 上| グローバル化の真っ只中に居た過去の記録

まえがき ごく当たり前に感じる話なのですが、様々な製造業で賃金や土地代の安い途上国で部品が作られ最後の組み立てだけ消費国で実施しています。 自動車産業などは良い例です。企画・設計は日本で行い、各種部品サプライヤーはその規格に見合った部品を海…

2020年書評#4 | 豊かな人生の見つけ方 | フィンランドで見つけた「学びのデザイン」

前回の書評も似たようなテーマだったのですが、今回の書評も大義で「より良い人生とは」ということについて書かれた内容のものになります。 ohtanao.hatenablog.com 東日本大震災の時もそうでしたが、今回の感染症COVID-19もあまりに無残で日々カウントされ…

2020年書評#3 | きっと見つかる人生を幸せにするコツ | どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた

COVID-19の影響で半年前には想像していなかった生活が行われています。 東京では、今までさんざん「そうだ、京都いこう」などと言われ外出して経済活動をすることが叫ばれていましたが「外出自粛」「ソーシャルディスタンス」などと経済活動をしないことと同…

2020年書評#2 | 地球を死なせないものづくりのゆくえ | 社員をサーフィンに行かせよう

てっきりパタゴニアの企業文化についてさらっとまとめられたビジョナリーな視点をつらつらと書いた本かと思いきや、環境に対する取り組みや視点がかなりよくまとめられていたとても良い本であった。ものづくりに関わる人・消費活動を頻繁に行う人にとっては…

2020年書評#1 | エルメスに学ぶ職人気質のものづくり | エスプリ思考

今年に入ってから本は読むものの書評を全然かけておらず、COVID-19で家にいる時間も増えたこともあり、再開しようと思う。 趣味の写真・動画撮影などで勉強した内容など、昔勉強したのにまとめてないがゆえに忘れてしまうなどの記憶資産の消失なども悲しく感…

2019年 書評#13 動画2.0 | これから始まる動画の世紀に思いを馳せる

18秒の何もオチの無い動画をご存知でしょうか。 欧米の若い青年が「ゾウの前に居るんだけど、鼻がとても長くてクールだね」という動画が投稿されたのは2005年、Youtubeに最初に投稿されたものである。 www.youtube.com 日本ではガラケーが猛威を奮っていた時…

2019年 書評#12 気仙沼ニッティング物語 いいものを編む会社 | 被災地で始まるスタートアップ

気仙沼ニッティングという会社をご存知でしょうか。 www.knitting.co.jp 震災のあと間もない時期に、大きな被害をおった気仙沼という土地を力づけようと始まった編み物の会社である。 セーターの値段は一着15万円近くにも及ぶのだが、創業当初から注文が殺到…

2019年 書評#11 DEEP WORK 大事なことに集中する カル・ニューポート

近年のコンマリブームもあり、ときめくものにフォーカスした人生ということが最近流行っているように思う。デジタルミニマリストという新書を書いたカルニューポートの以前書かれた本、ディープワークを読んだ。 大事なことに集中する 作者: カル・ニューポ…

2019年 書評#10 社内プレゼンの資料作成術

元ソフトバンクで孫正義さんが一発OKを連発したと言われるプレゼンを作り上げた前田鎌利さんの社内プレゼン術の本。 社内のプレゼンって仕事の時間を奪うアイテムの一つだし、かと言って社内プレゼンがうまく行かなく大事なプレゼンで「あれ、何伝えたいんだ…

2019年 書評#9 BAD BLOOD

アメリカで第2のスティーブ・ジョブズと呼ばれたエリザベス・ホームズ率いるセラノスが起こしたスタートアップによる大規模詐欺事件について書かれたBAD BLOODを読んだ。 Bad Blood: Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup (English Edition) 作者:…

2019年 書評#8 HIGH OUTPUT MANAGEMENT

HIGH OUTPUT MANAGEMENTを読んだ。 1984年に書かれたインテル元CEOの名著ということで時代を感じる部分はあるが、多くの部分でも現代にも適合する内容であった。 HIGH OUTPUT MANAGEMENT 作者: アンドリュー・S・グローブ 出版社/メーカー: 日経BP 発売日: 2…

2019年 書評#7 HELLO, DESIGN 日本人とデザイン

IDEO Tokyoを卒業された石川俊祐のデザイン思考に関する本を読んだ。 本の大枠の内容としてはクリエイティブ・マインドセット(英書名Creative Confidence)を優しく読みやすくしたものという印象でした。 クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・…