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訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Andy Toによる映像講座 | B&H Photo Video Pro Audio | 2025 Youtube review #22

iPhoneのみでの動画撮影がアイコンとなっているAndy ToがB&H Photo Video Pro Audioにて映像講座をやっていました。 iPhone Xの頃から新作iPhoneが出る度にそのカメラ性能を抜群に発揮する動画作成を実施しているAndy。17シリーズでも早速発売に合わせて動画…

ルイジ・ギッリ展 東京写真美術館に行ってきた(2025/9) | 2025年訪問記3

少し秋らしい気候になってきたこともあり恵比寿にある写真美術館へルイジ・ギッリ展を観てきました。 イタリア出身のギッリは戦後の世界を過ごし日常にある中にある非日常である風景、シュールに、それでも記録的に撮られた写真が多くあります。特には深度が…

大統領から読むアメリカ史 | 簑原俊洋 (著) | 2025年書評97

トランプ大統領再戦後にトランプ大統領が再戦された理由や背景を知りたく本を読んできた中で過去の大統領のことを知りたいと思い大統領の歴史について書かれている本を手に取ってみました。 著者の簑原さんはアメリカカリフォルニア州出身の1971年生まれ、日…

蓬萊の夢: 「兜町の風雲児」加藤暠の実像 | 川本 典康 (著) | 2025年書評96

戦時中に生まれ、広島で被爆し、その後水害でも奇跡的に命を繋いだ加藤暠。今の時代かなり少なくなったのですが、K氏銘柄ということで仕手株とし株価が釣り上がる銘柄が発生。生粋の相場師であり、裏社会や政治家との多くを繋がりがありました。 www.youtube…

シンガポール近い昔の話: 1942~1945 日本軍占領下の人びとと暮らし | シンガポール ヘリテージ ソサエティ (編集), リー ギョク ボイ (著), 越田 稜 (翻訳) | 2025年書評95

大日本帝國時代に日本はアジア解放を謳い文句に欧州列強からの解放として東南アジアへ侵攻し植民地化しました。戦争体験から2,3世代立つとともに記憶は風化されていくのですが、リー・クアンユーの回顧録しかり国の成り立ちを次世代の人が知ることができ…

PIVOTが上場目指すワケ【後藤達也vs佐々木紀彦vs高橋弘樹】 | ReHacQ−リハック−【公式】| 2025 Youtube review #21

最近ビジネスメディア増えすぎ問題を感じており、リハック、PIVOTなどのビジネスメディア疲れしていましたが、その当事者たちである佐々木さん、高橋さんの最近の視点が語られていました。 www.youtube.com モバイルの重要性に気がついたために、東洋経済に…

リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか | マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング (著), 上京 恵 (翻訳) | 2025年書評94

アメリカ、ニューハンプシャー州のモットーはは「自由に生きる、もしくは死を("Live Free or Die")」 ja.wikipedia.org そこには昔からリバタリアンを引き付ける文化が州の成り立ちからありました。その中でもグラフトンと呼ばれる街に起こった「フリータ…

心眼:あなたは見ているようで見ていない | クリスチャン・マスビアウ Christian Madsjerg (著), 斎藤栄一郎 (翻訳) | 2025年書評93

センスメイキングに引き続き同じ著者の心眼を読みました。 ohtanao.hatenablog.com 家電メーカーが高解像度のテレビ開発に勤しみ、何千もの特許を申請し画面技術に関して業界最高水準の技術力を開発してきましたが、テレビの解像度は重要ではなくなり人々は…

センスメイキング――本当に重要なものを見極める力 | クリスチャン・マスビアウ (著), 斎藤 栄一郎 (翻訳) | 2025年書評92

ReD Associatesというコンサルティング会社の創業者であるクリスチャン・マスビアウ著のセンスメイキングを読みました。 www.redassociates.com dhbr.diamond.jp タイトルにあるセンスメイキングとは何かというと、データだけではなく、文化を調べ全方位的に…

医者が教える疲れない人の脳: 「慢性疲労」を消す技術 | 有田 秀穂 (著) | 2025年書評91

慢性疲労を消す技術として、有田さんの本を読みました。セロトニン道場という組織運営をされているようで、比較的リーズナブルな価格でカウンセリングを受けられるみたいです。 本も多く出版されているようでその多くはセロトニンにまつわるものが多く本書も…

それでもなぜ、トランプは支持されるのか―アメリカ地殻変動の思想史 | 会田 弘継 (著) | 2025年書評90

最近では少し落ち着いてきたトランプ大統領の発言を巡る騒動。当初はあまりに取り上げられすぎていた気もしますが変化も一段落ついてきたのかなと思います。 一度こりたと思ったトランプ政権も結局帰ってきたわけですが、それはなぜだったのかをアメリカの思…

ケンブリッジでのディベート:Charlie KirkとTilly Middlehurst | 2025 Youtube review #20

チャーリー・カークの悲しいニュースがSNSで流れていました。彼のことは全く知らなかったのですが、どうやらディベートで所謂「論破王」のような形でSNSで話題の人だったようです。 ディベートについて少しだけ見たところ何やら疑問のある主張ではありますが…

18歳までに子どもにみせたい映画100 | 有坂 塁 (著) | 2025年書評89

恵比寿の野外シネマをやっているキノ・イグルーの有坂さんの子どもにみせたい映画よりあつめ本を読みました。 ohtanao.hatenablog.com brutus.jp 18歳までに子どもにみせたい映画100 作者:有坂 塁 KADOKAWA Amazon Summary + Notes | まとめノート 内容 子…

戦争はいかに終結したか-二度の大戦からベトナム、イラクまで | 千々和 泰明 (著) | 2025年書評88

最近は日本の戦争に関わる本を様々読んでいく中で、意思決定の際に判断力が必要とされる際に組織としての判断がいかに難しいか認識できました。戦争を辞めたい人が居るが言い出せない、言い出したところで推進派も居るし、降伏後の未来について考え出して判…

芝園団地に住んでいます : 住民の半分が外国人になったとき何が起きるか | 大島 隆 (著) | 2025年書評87

移民や外国人受け入れなどの議論というかヘイトというかを最近良く見かけます。自分としても短い期間ではありますが中国とイギリス、また出張ベースの数ヶ月という話でしたらドイツ、アメリカと過ごす機会があったのですが、外国人が違う土地で生活するとい…

大東亜共栄圏-帝国日本のアジア支配構想 | 安達 宏昭 (著) | 2025年書評86

戦時中日本が考え出したコンセプトである大東亜共栄圏。帝国主義に伴う欧米列強の支配からアジア地域の解放を銘打った画策は、その背景に経済的自立を求めた結果でもありました。 総力戦とは何か。第一次世界大戦より前の戦争は、主に軍隊と軍隊とによる軍事…

Appleはawe droppingにて”カーボンニュートラル”宣言をしなかった | 2025年雑記#1

Appleの新作発表会”Awe dropping”にてiPhone 17シリーズの発表などアナウンスしました。最近は変化が少なくなっているとの話もありますが毎度のことながら完成度の高い「買っても間違いない」製品を発表してくれます。 Appleは製品もさることながら、環境配…

日本海軍 失敗の本質 | 戸高 一成 (著) | 2025年書評85

この夏は多く戦争関連の本を読んでみたのですがまた戦争関連、雪風の映画でも取り上げられた海軍に関する本です。戸高さんはやまとミュージアムの館長であり、多くの歴史書特に海軍にまつわるものを書かれています。 www.youtube.com www.youtube.com 歴史音…

昭和16年夏の敗戦 | 猪瀬 直樹 (著) | 2025年書評84

NHKスペシャルで話題になっている本でもありますが、猪瀬直樹さんの昭和16年夏の敗戦を読みました。日本が敗戦したのは昭和20年なのですが、タイトルにある昭和16年というのは総力戦研究所と呼ばれる30代の最もバランスが取れさらには仕事の経験も豊富にある…

雪風 YUKIKAZE@TOHOシネマズ 新宿 | 山田敏久 (監督) | 2025年映像・映画評#11

個人的な戦争モノブームもあり雪風 YUKIKAZEを観てきました。 戦争モノの映画を観ていると祖父母世代の事を良く思い出します。昔ながらの行事を大切にし、今では見なくなった厳しく接すること、ものを大切に長く使うことなど、小さい頃はあまり気が乗らなか…

日本の経済政策-「失われた30年」をいかに克服するか | 小林 慶一郎 (著) | 2025年書評83

失われた30年と言われ久しい日本経済ですが、ここ最近は日経平均株価も過去最高値をつけるなど失われた日本経済が終焉しそうな雰囲気が漂ってきました。日本経済を日経平均株価が表しているとは言い難いとは思いますが、バブルだった異常値であるとはいえ30…