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無用の効用 | ヌッチョ・オルディネ (著), 栗原 俊秀 (翻訳) | 2024年書評56

最近は役に立つことや効率が良いことなどがとても重要視されている世界に思います。何か勉強したりすると、それが昇進や進学のためと結び付けられ目的もなく勉強すると何かおかしな雰囲気に思われます。

本書では、これらの社会に対して昔の偉人などの言葉やその背景を踏まえて無用ということの素晴らしさを様々な角度で見ていく内容になっています。

文学、大学、所有することに対して無用であることがいかに重要であるか、とても面白い本でした。

この本では「役に立つ」という言葉の意味を、まったく別の観点から考えてみたい。この世には、実用的な目的にとらわれない、「知ること」そのものが目的であるような知識がある。そうした知識がどう「役に立つ」のかを明らかにすることが、この本のテーマである。… わたしたちをより良く導くすべてのものを、「役に立つ」とみなしたいと思うからだ。

📒 Summary + Notes | まとめノート

文学は<約立たず>だが<役に立つ>

大学の医学部が医者を育てる機関とするならば、文学部は利潤をもたらさない学部の代表的なものとされています。利潤を生み出さないことが分かりきっている分野への投資も年々削減されてきています。

フォスターウォレスがケニオン大学の卒業スピーチで語った「水ってなんだ?」という二匹の魚のエピソードがあります。

これは水です。 | quipped

誰の目にも明らかな、広く行き渡った重要な現実というものは、往々にして、理解したり議論したりすることがもっとも難しい。自由や、公正や、平等や、民主主義や、政教分野や、言論の自由や、寛容などが発展していく中で文学や人文学の知、が理想的な「羊水」となっていることにわたしたちは気がついていないのでしょう。

ロバート・ルイス・スティーヴンソンの「宝島」で主人公のホーキンズ青年は財宝が眠っている洞窟にたどり着くで、その金貨ではなく、そこに描かれた王の顔や虫の絵に魅了され、金銭的な価値にはまったく興味を示さなかった。それらの硬貨が表現する文化こそが本当の宝であると発見します。

アリストテレスも次のように言っています。

他人のためでなくみずからのために生きている人を、わたしたちは自由な人と呼んでいる。同じように、わたしたちは明らかに、なんらかの効用のためではなく、この知恵がみずからのためにだけ存在しているからという理由で、これ(哲学)をただひとつの自由な学と見なすのである。

テオフィルゴーチェは「役に立たない新聞」という構想をします。実利主義を徹底的に批判しています。

真に美しいものは、なんの薬にも立たないものだけである。

哲学者のジョン・ロックは役に立たないことを根拠に詩を批判しており、学生に詩作を学ばせる人たちを避難しました。どこにでもいる三流詩人に仕立てることにいったいなんの意味があるのか?教育者として有名なジョン・ロックがこのような発言をしており当時から「役に立つこと」=善として捉えられ始めていました。

本書で様々な偉人が取り上げられる中、日本人も取り上げられています。岡倉天心も役に立つことについてこう述べます。

「役に立たないものについて深い認識をもってはじめて、役に立つことを論じ合うことができるのだ」

ソクラテスは処刑人が毒ニンジンの調合を進めるかたわらで笛の練習に没頭していた。「そんなことをして、なんの役に立つのか?」と問われたソクラテスは平然とした態度で「死ぬ前に、この曲を吹けるようになるさ」と答えたといいます。

大学の存在

イタリアでは、教育改革が行われており、教育や基礎研究の世界からの撤退を進めています。大学生の留年や退学が問題となっているイタリアでは、学生を期限内に卒業させると大学へ財政的なご褒美が与えられる。補助金の獲得のために奔走する大学は、学生をお客様とし卒業生を量産する方向へと向かっています。

学ぶことは学生のみならず、教授にとっても贅沢な過ごし方です。果てしない議論を重ね過ごす時間は、今では助成金を得るための計画を立案し、省庁の通達を読み解く時間へと変わっていきました。

実利主義から離れた教育について様々な偉人も触れてきています。

ユゴーは国家の節約が図書館や博物館、文書館や学校など多くの重要な機関にとって命取りになると言い、コストカット意識しかない政治家を非難しました。

トクヴィルは「余剰の欠如」によりひとはやがて「手軽な美」しか愛さないようになると嘆きました。

ゲルツェンはショーウインドーに陳列した商品を売ったり、半値で買ったりすることばかりに熱中する人々は、しまいにはがらくたを本物のように見せかけ、外見ばかりを飾り立てるようになる。何も本質的なものでなくなると商業価値に対して疑問視しています。

今では重要な書物との出会いの場であった書店がなくなりつつあります。フランスのソルボンヌにあるPUFの書店やサンジェルマンデプレのディヴァンは重要な研究所や文学作品にいつでもアクセスできる歴史との出会いの場でした。最近ではメディアのキャンペーンに後押しされた本ばかりで書棚を埋め尽くし、古典の在庫はみるみるなくなりました。

所有すること

わたしたちの社会は所有することに大きな価値を見出してきています。何人かの作家は所有することは見せかけの価値しかないことを言っています。

モンテーニュは「わたしたちを幸福にするのは、所有することではなく、楽しむこと」と言います。

古代の文芸論「崇高について」においても、富への熱望、そして快楽への愛は、わたしたちを奴隷にする、あるいはむしろ、人生という船を乗組員ともども沈没させるのです。と魂が破壊されていく様子を書きました。

感想

哲学の本はあまり読まないため、哲学的な教養も少ないなかでも古典や文学の意味合いについて知ることのできるものでした。散りばめられた古典からの引用により、著者がうまくまとめながら過去の偉人や詩人たちの考えを照らし合わせて今の社会と結び付けられています。

意味のないことは今の社会では悪とまではいかないですが良くないものという見方をされることはしばしばだと思います。一方ですべてを意味のあるものにしたり、ファスト教養と呼ばれるような掻い摘んで得る知識の重要性が上がるという世の中において一歩立ち止まって無意味だと言えることを行う贅沢はもっと味わうべきものではないでしょうか。

忙しさや仕事に捕らわれすぎずに、暇を持て余す役に立たない時間の使い方を意識的にしないとなと感じます。星を見に行く、朝日を見に行く、旅行で行き当たりばったりな時間を過ごすということをやっていたのですがコロナが終わりコロナ前の仕事感覚に戻りつつあるというのが注意したいなと思います。

本書で引用されていた本も時間を見つけて読んでいきたいです。

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  3. https://amzn.to/3VhIdpy 紋切型辞典 (岩波文庫 赤 538-10) 文庫 – 2000/11/16 フローベール (著), 小倉 孝誠 (翻訳)
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