働いていると本が読めないから会社を辞めたと言う著者の考えを日本の読書と労働感の歴史を遡っていく本です。
最近歴史に関する本を読むことも多くなり昔の人たちが何を感じていたのか、どんな風景が見えていたのだろうかと考える事が好きだったので、三宅さんの歴史を振り返りがとてもおもしろく感じました。
📒 Summary + Notes | まとめノート
花束みたいな恋をした
本書でも度々出てくるのが花束みたいな恋をしたという映画の様子です。映画の物語はカルチャーが好きで意気投合したカップルが就職した際に彼女は文化活動ができる時間が定まった仕事をするのですが、彼氏はもともとイラストレーターになりたい夢を諦めて忙しく仕事する職場へと移ります。
スマホでパズドラはできるのに、ビジネス書は読めるのに文化活動からどんどんと距離ができ、二人の間にも距離が生まれて分かれてしまうという物語です。
著者も仕事を始めると労働に文化活動が奪われてしまい本が読めなくなったのはなぜだろう感じる著者に、この様子は大きなインパクトを与えたようで、この本を書く一つのきかっけであったようです。
労働しているから読書ができないというのはいつの時代から始まったのでしょうか。
明治時代の読書
明治時代とともに西洋文化が流入してきた日本。長時間労働の幕開けといっても良い時代でした。明治時代初期は読書といえば朗読しあいながら聞くもので、家族で誰かが本を読んでみんなで聞く文化があったようです。
このあたりから黙読の文化が開始されます。いわゆる自分のために自分で読む文化が少しずつ始まります。なんかインテリっぽく見える、みたいな理由で本を読み始めることもここからのようです。
当時、日本初の自己啓発書として読まれていたものは「西国立志編」。学問のすすめよりも明治時代後期になると売上があったベストセラーです。(明治時代に5000万の人口のなか100万部販売)
内容はというと欧米人の成功者300人ほどの成功秘話や伝記をつらつらとかいてあるもので、要は勤勉に、忍耐を持って過ごして成功を勝ち取るみたいな「自身の努力」の重要性を説くものでした。
明治時代の後半になると雑誌が流行り始めます。これらも当時の青年たち、政界などで大きな影響をもたらし、インテリ男性層へ向けたものが多く、今のビジネス書的な層でしょうが当時からあったようです。
大正時代の読書
大正時代になると富国強兵、ナショナリズムの台頭により、国力を上げるためにということもあり図書館が全国各地で整備されます。読書人口は爆発的に増え、出版業界も再販制が導入されるなど制度的にも整ってきました。また、「大学生」という身分も増えたようです。
大正時代というと戦争真っ只中の先行き不透明な時代です、当時ベストセラーだったものは「出家とその弟子」「地上」「死線を超えて」という暗い物語が多くありました。理想論であったり社会主義の引力もものすごくあったようです。
もともと色濃く合った階級制度から開放され始めたのは大正時代のサラリーマン文化からでした。労働階級と富裕層でもなく、中間階級ができ、サラリーマンという存在が増えていきます。
教養を磨く価値観も増えていき、工場などにある休憩所で雑誌を手に取る人たちも増え、ノンエリートが教養を磨くために目を通すなんてことも。その中の一部に掲載されていた文学が読まれてきます。
昭和時代の読書
昭和になると「円本」と呼ばれる全集ブームが始まります。その仕掛け人は改造社の「現代日本文学全集」であり、当時のこれさえ読んでおけば大丈夫と思われる日本の文学を寄せ集め、全巻セットで予約制にして販売した所大ヒット。
書斎や応接間においてあると教養がある様子もわかることから、インテリア要素の意味合いも増えていきました。
この頃から定期購読のシステムも増え始め、これがサラリーマンの月給制度ともマッチしついつい本を定期購読する人たちが出てきます。
古本市場でも活発に取引があり、都会から田舎まで円本ブームがありました。
1950年代になるといよいよ文庫本が登場します。髪の値段が上昇し、やていけなくなった出版社が苦肉の策でサイズをコンパクトにし、すでに単行本で販売されていたものを文庫本で販売し、持ち運びやすさもあり親しまれていきました。
当時多く読まれたのはサラリーマン小説。その時代のサラリーマンは会社というコミュニティにずっぽり家族ごと入って、余暇も会社の人たちを過ごす、なんてことも多くありました。そのためその様子を物語にしたサラリーマン小説は人気を得ます。
この頃から会社で使える知識や教養みたいなものを本にしたハウツー本が流行り始めました。
1970年代になると高度経済成長もあり、上り詰めていく思考も増え、その中でのヒット本というと司馬遼太郎の「坂の上の雲」でした。
週休一日の猛烈社員時代にテレビとシナジーを発揮した、ドラマの原作本が売れます。1970年代は文庫創刊ラッシュでもあり、1971年に講談社文庫、1973年に中公文庫、1974年に文春文庫、1977年に集英社文庫が創刊されます。
この猛烈仕事時代は通勤で長い時間電車に乗ることから文庫本と通勤時間というものがマッチし文庫本が売れます。
このころから会社で「自己啓発」と言う概念が強くなり始め、セミナーや資格の取得により給与や出勤日数に反映されるという評価に反映される教養が始まります。
1990年代の読書
1990年代になると自己啓発ブームはさらに強まっていきます。「脳内革命」「7つの習慣」など脳ブームやロジカルを思い起こす本も多く読まれました。
さて、ここで著者の主張なのですが、自己啓発書の特徴として、「ノイズを除去する」姿勢があると言います。コンマリ本などが想像しやすいのですが、ときめかないものから開放されて、ときめくものに囲まれて生活をする。自己啓発も社会を遠ざけてノイズの少なさを求める行為であると。
このころになると読書は知らなかったものを知れるといった明治ごろの読書の性質から変化し、自分に意識が向く自己啓発が注目されてきました。
現代の読書
自己啓発が流行りだしたころから称賛されてきたものに「自己実現」があります。自分のやりたいことで成功することが素晴らしいという価値観によって、やりたいことを仕事にできなかったときは素晴らしくないというような価値観も生み出されました。「自己実現できない若者」という存在が花束みたいな恋をしたの男の子のような存在です。
読書に大きな影響を与えたものは誰しもわかると思いますがインターネットです。本は読めなくてもインターネットする時間はあるなんて人は殆どではないでしょうか。インターネットの良い側面として生活のヒエラルキーをなくしてフラットなコミュニケーションがもたらされました。読書への影響面と言うと、著者いわく、インターネットはノイズが除去された求める情報だけを読むことができるものであるといいます。
私達が生活する環境から、本で知ることができる過去や歴史はノイズですが現代では読者が知りたかったことに遠回りしたり時間をかけながらたどり着く読書はノイズまみれで好まれないと言います。
情報 = 知りたいこと
知識 = ノイズ + 知りたいこと
読書をするために
読書をするための結論として提言されているのは「半身で働く」ということです。
今までモーレツに働き、会社に必要なものを知識として得る事は重要である一方で、ノイズの多い読書は邪魔なものが多く含まれます。ファスト教養の台頭も手短に遠回りなく結論だけ得られるという考えが色濃く垣間見えます。
しかし、それが文化的な生活ができていると言えるのでしょうか?自分から遠く離れた文脈に触れる事の素晴らしさが忘れ去られてきている時代とも感じ取られます。
労働と読書の関係を時代ごとにまとめたものが以下の表です。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=ASQGcNx_YsA
全身全霊を求められていた労働感は今でも残っておりそこに疲弊したことにより読書の時間が奪われていきました。
そこで著者が思う理想の社会は、労働もしながら読書ができる世界です。コミットメントが求められる世界から半身で労働もでき、読書(はたまは文化的活動)ができる社会というものを築き上げるために全身全霊を求める社会意識を変えていきませんか?という事でしょうか。
本のなかには、私たちが欲望していることを知らない知が存在している。 知は常に未知であり、私たちは「何を知りたいのか」を知らない。何を読みたいのか、私たちは分かっていない。何を欲望しているのか、私たちは分かっていないのだ。
自分から遠く離れた文脈に触れることーそれが読書なのである。
働きながら本を読むコツ
感想
年代も近い三宅香帆さんの著書ということでとてもおもしろく読みました。Youtubeで色々とインタビューを受けられているということで考え方や思いというのはそちらでも見れると思うのですが、三宅さんの主張する「労働と読書が共存する社会」という思いはとても共感します。
三宅さんが語られている読書というのはおそらく文学などの系統が多いものだとは思うので、自分自身がよく読む本の類では無いので、同じ読書という表現でも含意が異なるものだなとは思いますが、社会人になってみて読書する人は少ないなと思っていたので、個人としても共存する社会が望ましいなと感じます。
個人的解釈では読書という言葉は文化的活動という視点でも語られているように思います。会社の人たちを見てもアメリカや中国のチームが読書特別多くしていると思えないですが、労働に疲弊していないかどうかで言うと日本社会が疲弊具合は高い印象はあります。どこか生きるエネルギーを奪う要素としての労働の意識は日本文化とも言える気がします。ある種日本人がそれを好んでるようにも見えるので、暇の過ごし方が下手とも感じますし、そこに「罪悪感」を感じる人も多いように思います。
半身で行こうというのは、海外の人たちが日本人よりもうまくやっていることで、半身の結果読書が増えてもいいと思いますし、映画を見る時間、旅行へ行く時間、家族と過ごす時間が増えてもいいと思います。
帯にあるスマホばかり見てしまうあなたへ、とのフレーズは期待する内容がずれているのでミスリードな気はしますが、「日本人と読書の歴史を知りたいあなたへ」などであればすっとくる面白い本でした。
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