この春、たまたま仕事でヨーロッパに行ってきた。
いつかは仕事で海外とかかっこいいし言ってみたいなとか思ってたけど、こんな早いタイミングであると思ってなかった。駐在員の生活とか現地スタッフの生活とか見れたし、楽しいことばかりだったのでちょっと書いておこうと思います。
1.春のヨーロッパ最高
滞在したのは3月後半から6月後半の90日ルール(シェンゲン協定)ギリギリだった。3月、4月は雪が降ったりしてたけど、暖かくなって日が長くなってからは本当に気持よかった。天気も良くて、雨もしとしと降ってすぐ晴れるし、からっとしてる。
プラハのヴァーツラフ広場。綺麗。ローカルの電車は結構ぼろくて、扉は手動で開け閉め。若い人たちは結構窓から顔出して、道の人に何か言ったり(おちょくってた雰囲気)手を振ったりしてた。駅と駅(街と街)の間は、遥か彼方まで菜の花畑。黄金色が永遠に続いていた。
2.労働スタイル
働く時間が圧倒的に短かった。定時一時間前ぐらいからそわそわ仕出して、定時ピッタリに気持よさげに挨拶する姿は新鮮だった。子供が病気だったりするとだいたい休む。
それで、ちゃんと社会として成り立ってる(日本と似たレベルのアウトプットになっている)のは、長く働くことを考えた時に、どっちのほうが生活が充実するのかな。
残業も極力しない。同じ現場で働いていたら給料が年齢に依って上がることはないらしい。あと、職種にも依るだろうけど地元志向が強そう。
3.生活スタイル
生活はかなりシンプルだった気がする。物持ちが良いというか、建物でもそうだけど、古いものを直して活用したりしてる気がする。広告も少ないからごみごみしてない。流行ってるから僕も!みたいな感覚はあまり無さそうだった気がする。
生活する時、案内表示が少ないし結構不便なこともあるのだけれども、だいたい聞いたら教えてくれる。レストランでも、スーパーでも、駅でもだいたいコミュニケーションするから割りと楽しかった。
ふと思い立って、ここ数ヶ月、コンビニやスーパーやその他で、レジに立っている店員さんと、目を合わせたり、「どうも」「あ、レシート結構です」など、ごく軽いひとことを言うようにしています。
半分くらいの店員さんは、ハッとした表情をしてから、微笑みます。機械的にレジ作業をしている最中、突然、目の前にいるのは生身の人間だということを思い出した、という風な。
僕の方も、気持ちが優しくなります。
無料だし時間もかからないので、気楽です。世界の色が少し鮮やかになった感じがします。
まあ、あんま愛想がいいと(特に女性は)勘違いされるかもなので加減も大事ですが。現代社会は難しいな。
基本的にみんな楽しく過ごしてそうだった。いつもテンション高い。
4.まとめ
違う土地で生活するって本当に楽しかった。
毎日新しいことだらけで、夢の様な日々。いつか海外に住みたいなあ。向こうではもうだいぶ寒いってメール来てたけど、みんな元気かなぁ。