最近のこと
冬の寒い季節に前職を辞めてから、いつの間にか夏になっている。
今はアメリカのミシガン州にて研修をしている。
なかなか進歩しない英語にもやもやしながらも、コミュニケーションできてるから心配しないでと慰めてもらいながら、日々周りの人に感謝しながら生活しているこの頃。
アメリカの本社には移民の第一世代、第二世代の人たちがたくさんいる。
メキシコ、ユーゴスラビア、ポーランド、ルーマニア、ドイツ、韓国、こうやってたくさんの国籍の人たちが働いているのは、今までドメスティックな環境でしか生活してこなかった自分にとってはすごく新鮮なことだ。
ルーマニアから自分と同じぐらいの年齢(今年27歳)で移動してきたという管理職の女性から、アメリカビザを手に入れた話から異国生活の話を聞いた。ドラマチックだなあと感じた。
そこまで大きな希望も無く提出したビザ申請資料。一年後、突然受け取ったアメリカからの手紙。この時、申請手続きを拒否したら一生ビザ申請はできないとの文面。夫婦ともに英語が流暢なわけでは無く、子供も居る。アメリカで生活するなんて現実になるとまったく考えていなかった。
そう話しながらも、人生では何があるかわからないから楽しい。と言っていたのが印象的だった。
(会社の同僚にバッティングゲージに連れて行ってもらった)
アメリカ人の働き方について
アメリカ本社で働いているメンバーと話をすると、日本に居た時とまったく違う文化に驚く。残業はなく、上司とのコミュニケーションも円滑。自分の意見も主張するし、仕事中のユーモアが多い。副業もする人が多く、話していた同僚は、週末にロッククライミングのインストラクターしてるらしい。(あと、だいたいの人が大きいかムキムキ)女性の管理職や多国籍の管理職も普通に居る。
健康に関してや、食事の廃棄について気にしている人が多いのは意外だった。
今まで、日本のスタイルの働き方しかこの世には無いのかもしれないと去年の今頃、絶望して会社の上司との関係に悩み、通勤するのも精一杯な時期があった。
最近、何もかも楽しい。
言葉の大切さを痛いほど痛感してなかなかもどかしい時もあるのは確かだけれども、仕事環境の面では自分が思っていなかったほど楽しく過ごさせてもらっている。苦しいけど楽しいというよりは、ただ、楽しい。色々なことがわからないことが楽しい。
毎日が発見の大冒険はまだまだ、ましてや一生続くのかもしれないけど、そんな日々を過ごせていることが幸せです。