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The Second Brain - A Life-Changing Productivity System by Ali Abdaal | 情報記録のためのデジタル脳 | 2022 Youtube review #3

先日のYoutubeレビューでまとめたプロダクティビティシリーズでベースの考えになっているセカンドブレイン(情報保管のためのデジタル脳)について少しまとめていきたいと思います。

ohtanao.hatenablog.com

この考えた方は元々Forte Tiagoさんによるオンラインコース(高額‥!)から来ており、 2022/6に本も出版されています。

本日レビューした動画はこちら。第二の脳のために10の考えになります。

www.youtube.com

1. Borrowed Creativity

クリエイティビティは全て組み合わせ変化によってできるという考えです。

例えば、自分が見た本やインターネット、メディアなどで見たものを組み合わせて何か面白いものを作り上げたりするのはまさしく新しいものの創造ですよね。

ピカソが良いアーティストはコピーし、偉大なアーティストは盗むと言った名言はまさしくこのことを表しています。

そのため、触れた情報を一箇所にまとめて記録しておき、効率よく振り返りそれぞれを繋ぎ合わせられる状態にしておくという事が大事になります。

2. The Capture Habit

あなたの脳はアイデアの保存場所ではなく、生み出す場所である、というGTDの理念に基づき情報を効率よく保管する(キャプチャ)システムが全ての効率化の基本になります。

ReadwiseはKindleのハイライトを自動でNotionやEvernoteに保存するようにでき、Draftsなどのアプリでアイデアを書いておくことができます。

脳は記憶しておくことがとても苦手です。シャワー中でもメモが取れるように防水メモなどを活用することもおすすめです。

□おすすめアプリ

Draft Drafts | Where Text Starts

Notion Notion (ノーション) – すべてのチームをひとつのワークスペースで

Evernote 最高のメモアプリ - Evernote で大切なノートを整理

Readwise Readwise

3. Idea Recycling

イデアは一度しか使うものではなく、何回も異なる用途にリサイクルできます。

ブログに書いたものをYoutubeのコンテンツとして活用することも、オンラインコースへ活用することも可能です。

そのために保管してあるアイデアを再度取り出せるようにしておき、組み替えて活用できるようにしておきましょう。

4. Projects Over Categories

ノートの取り方(ファイルマネジメント)についてかつてはカテゴリー毎に分けるように整理していましたが、整理が難しく、結局振り返ることがなかった物も多くありました。

そのため、ファイル整理の方法をプロジェクトベースに変えました。記録した情報をまずは大きな区分に分類し、その後実際のプロジェクト毎に振り分けます。そうすることにより記録した情報がより活用できるようになりました。

5. Slow Burns

重い負荷をかけて一度に多くの時間を割いてプロジェクトを進行させるのではなく、Slow Burns軽い負荷で実行できるようにします。

どうするのかと言うと、進行中のプロジェクトをリストし、情報やアイデア収集し、記録したアイデアを進行中のプロジェクトにどう活用できるのか考えながら振り分けるようにします。

6. Start With Abundance

真っ白な紙と向き合って、何かアイデアがないか書き出すのは大変です。

豊富(abundance)なアイデア記録があれば、簡単にスタートをきれます。

7. Intermediate Packets

大学時代のエッセーはパケット(コンテンツブロック)を導入、Body1、Body2、まとめというような組み合わせになります。

最近の仕事でも一度使ったグラフを過去の事例として他のプレゼンテーションに活用するなどパケットを組み合わせることで資料の作成することができます。

パケットを記録しておき組み合わせることは、何もないところからスタートするよりも気持ちが楽にスタートを切れますよね。

One of the most powerful shifts I see people make in the way they work is breaking down their large projects or goals into smaller chunks, which I call “Intermediate Packets.”

I use the term “packet” because it reminds us that so much of our work today is digital, which means it is malleable and can easily be captured, edited, changed, adapted, and sent to anyone in the world through the Internet.

I use the term “intermediate” because it conveys that any piece of work – a slide, a paragraph, a diagram, a quote – can always become a component in a larger work. And not just one larger work, but multiple ones. 

fortelabs.co

8. You Only Know What You Make

あなたが作ったものからしか知ることができない、というのは勉強の場合、うまく説明できない物事は理解できていないということと似ているように思います。

例えば、得た情報から自分でブログポストをまとめる、読んだ本をまとめておく、など得た情報を何かに作り替えることで自分の物になります。

Aliさんが人生で最も後悔していることは沢山読んできた本のまとめを作成してこなかったことだそうです。10代の人たちにアドバイスするなら、Evernote、Notionなんでも良いので本のまとめを作成することだそうです。

9. Make it Easier for Your Future Self

未来の自分が楽になるようにリソースをさくということが大事になります。

つまり、脳が将来忘れる物事を、今少しの時間をかけてまとめておくことは、未来の自分が楽になることですね。

単語帳も同じです。単語帳は将来の自分が覚えていない単語に何回も触れられるために便利なものです。

10. Keep Your Ideas Moving

記録するための第二の脳を作成する目的はアウトプットです。

記録した情報も何かに活用しないのであれば意味がありません。

記録した情報やアイデアは動かして活用するようにしましょう。

そのためにNotionやEvernote、ノートテイキングの方法は随時更新して活用しやすい状態にしておきましょう。

 

最後に

人間の脳は忘れてしまうという欠陥があることを認識して、周囲にあるツールをうまく活用して、アイデア保管用の脳を作っていきたいですね。