関西弁の心地よさがとても気持ちの良いインタビュー。
自然体な雰囲気、爽やかな様子がとても”らしい”。
好きな本として紹介されているのは4冊。
1.TIMELESS 朝吹真理子さん
2.岡本太郎さんの沖縄写真集
3.青い眼が欲しい トニ・モリスン
4.アーヴィング
本棚は人の好みを映し出すからとてもおもしろい。
西加奈子さんの本は読んだことが無かったのだが今回のVOGUEの動画をきっかけに読んでみようと強く思った。
劣化しやすい素材が好きだと言うそのスタイルがそのまま出ているソファが素敵。汚くてもええやんってとても良い言葉だと感じた。
今の小説家の人ってやっぱりラップトップで書き上げていくのだなあと見ていた気がついた。未だに紙に書かないと落ち着かないって人もいそうな印象であった。
気持ちのいい言葉ではなく、違和感があっても責任のある言葉を選びたいですね。ちゃんと違和感を抱えている人って、上辺だけの言葉に乗らない。ずっと考えてるんですよね。こちらも生半可な言葉を出せないくらい。かっこいいなと思うのは、そういう緊張感のある人です。
なのにどうして邪推して、わざわざ嫌な気持ちになるほうを選ぶんだろう? って。その人の見えない部分を、まわりの人がどうしてわかったつもりになれるんだろう? と思うんです。
自分の思いを表現出来ること、周りの声とは別に真剣に人のことを褒めたり出来ること、自分の眼で見た物事や感情を言葉にするために向き合おうとしている姿勢がとてつもなく羨ましい。世界の出来事に対して、どうして自分がそういう気持ちに至ったのかを突き詰めるという姿勢はまさにプロフェッショナルといえると思う。
絵を描いているのも表現の幅を増やしたいからなのだろうか。言葉の美しさや表現の方法が豊富な人はとても素敵に思うし、人生を彩るとても良い手段だと思う。
大学時代まで関西に居たからか、関西弁がとてつもなく居心地が良い。オードリーの若林さんとの会話が異様に面白い。関西人全開なのでインタビューではかなりおしとやかな雰囲気になっているのが分かる笑。
関西人の大げさに言う所や面白ければ正義、楽しければ正義というのが伝わってくる。童貞の話をする時の、これだけ全力で物事を見る姿勢は尊敬の念が生まれてくる。若林さんの「ガールズバーにしか行ってないから」に対して「やめとけ」というのが大阪感丸出しで響きだけで楽しい。
授賞式でプロレスの話をたくさんしたという件などは面白い。緊張して吐きそうになるっていうのは良く聞いてたのに最近そんなこと聞かないぐらいに東京に染まって来ている。
ごりごりの関西文体の川上未映子さんの本も読みたくなってきた。 関西人はすぐ衝撃を受けがち何だけれども、変なことやとこに真剣味がある所が懐かしい。