ライフイズビューティフル

訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

人はどこまで合理的か | スティーブン・ピンカー (著), 橘 明美 (翻訳) | 2022年書評#50/51

ステーブンピンカーの新しい著書人はどこまで合理的かを読みました。

www.ted.com

www.ted.com

感想

なぜ人々は非合理なフェイクニュースやデマを信じてしまうのか、それが世界をよりよくするものではなく自分の主張を通すためのものであったとしても、実際に多くのアメリカ人は今も昔も変わらずに陰謀論などのデマを信じる人が減っていないそうです。

それに対して認知学、統計学的な要素を混ぜながらなぜ明らかに非合理な判断を時にしてしまうのかを教えてくれます。

さらに、なぜ合理性が世の中にとって大切なのかという視点も語られています。人間が合理性を考えられる種であり、合理性を身につけることで道徳や社会問題の解決をできていたという過去もあります。物質的な進歩を得られたのも科学に基づいた合理性の追求の結果です。

一方で、非合理になる要因も語られており、相関と因果の混同などは人間の欠点とも言えるものだとピンカーは言います。

合理性を持つことの大切さについてハーバードの一流教授が教えてくれるとても興味深い内容でした。

shorebird.hatenablog.com

📒 Summary + Notes | まとめノート

合理性の重要性が増してきている

現在社会が抱えている問題として、フェイクニュース、いんちき療法、陰謀郎、ポスト真実のレトリックがあります。スティーブンピンカーは大学で合理性の講義をする中でこのようなものが流風してしまうのはなぜかとの質問を受ける中で、ギャンブラーの誤謬や基準率無視などの通常の講義で取り上げる内容だけでは不十分であると感じ始めます。

議論の本質はいかに敵の足をすくうかでしかないと思い込み、合理性を時代遅れのものとみなしている側面があります。本来の議論とは、他の人とともに論理を積み重ねて最も正当な信念に向かっていくことを意味します。

合理性がかつてないほど危ういと同時に、かつてないほど必要だと思える時代にあっては、合理性こそがほかの何よりも合理性の肯定になる。 - スティーブンピンカー

人間という動物はどのくらい合理的か

狩猟採集民のサン族などは驚くほど合理的である一方で、わたしたちはギャンブルや宝くじに夢中になってしまい、アメリカ人の3/4は科学の法則に反する現象を少なくとも1つ信じています。

人間の非合理さを露呈する例として、行動経済学者のシェーンフレデリックの「認知反射テスト」や認知心理学者のピーターウェイソンの「ウェイソン選択問題」、自身の考えが正しいことを示す証拠ばかりを求め間違っていることを示す証拠には目を向けようとしない「確証バイアス」などが紹介されます。

有名なものでは「モンティホール問題」もあり多くの有名科学者を含め間違った主張をしたことで知られています。「ギャンブラーの誤謬」のように赤が出たルーレットの次は黒が出やすいと錯覚してしまうこと、また「連言錯誤」と呼ばれる本来確立条件としては減る選択肢を創造性が邪魔することで間違えた判断をするものもあります。

神経科学者のボーロトはトリックアートに使われる「目の錯覚」は錯視がなぜ起きるのかを紹介しました。

ピンカーは認知システムが優れていても、ときにはそれを信用せず、推論を道具(論理のツール、確立、批判的思考など)に任せるべきかを心得なければいけないと言います。経験と勘だけ頼りに物事を考えていたら、修正するたびに状況が悪化し、民主主義が「グレーブヤードスパイラル」に陥りかねません。

合理性と非合理性の意外な関係

合理性と非合理の関係で有名な問いは「マシュマロテスト」があります。今すぐ得られる報酬を選ぶか、我慢した後に増えた報酬を選ぶかという問いです。「明日の百より今日の五十」という諺があるようにこの選択の良し悪しを判断することは難しいものです。

気候変動に対する公共選択なども、炭素排出に対して税金をかけるにしてもどの割引率を使用するべきかという結論を出すことはできません。

リチャードセイラーは「ナッジ」のなかでリバタリアンパターナリズムと呼ばれるように誘惑につながるような選択肢を無くしておく、手を出しにくくしておくという、緩やかな力で縛り付ける方法を提唱しました。

あえて無知や非合理でいることが合理的な場合についても政治学者トーマスシェリングが著した「紛争の戦略」でまとめられました。

ジェームズディーンの代表作で描かれた「チキンレース」は非合理な方が良かったりする良い例です。

また「タブートレードオフ」と呼ばれる物もあります。医療や芸術と行った神聖とされるものに関して理屈の通らない理由でも決定を下されることもあります。

論理の強さと限界はどこにあるか

さて、それでは論理で議論は解決できるのでしょうか。ライプニッチは数学者のようにそれを明らかなものにすればよいと言いましたが、3世紀後の今でも計算で議論は解決できていません。

論理学者にとってさえ、論理学は難解でありルールを誤用する「形式的誤謬」に陥り、ルールに従おうとしない「非形式的誤謬」に陥る人たちがいます。

わたしたちに欠けている能力の一つに論理の飛躍や誤謬に気が付く能力があると言えます。「形式的再構成」と呼ばれる欠如に気が付く方法が紹介されています。

非形式的誤謬には「わら人形論法」や「つまりあなたがいたいのは論法」「ゴールポストを動かす」「真のスコットランド人論法」などあります。討論番組などでよくある討論に勝つことが目的にすり替わっている議論などはこういったものの例として挙げられるでしょうか。

また論理の弱さとしては、論理的命題と経験的命題が根本的に異なり、観察でのみ解明できる命題があることや文脈や予備知識からわたしたちは逃れることができないことなどがあります。

ニューラルネットワークなどでそういった論理の限界とされる家族的類似をカバーすることはできているものの、人間の合理性はいまだに再現できていない範囲があります。

命題推論のおかげで人間は科学、道徳、法律を生み出すことができたことは人間の合理性の最大の成果でしょう。

ランダム性と確率にまつわる間違い

ランダム性とは大まかに2つの意味を持ちます。1つはデータの並びにパターンがないこと、もう1つはプロセスが予測不可能なこと。

現実の世界はさまざまな法則に従っているのにランダムな現象が生成されます。これは「バタフライ効果」や「決定論非線形力学系」などの「カオス」と呼ばれるもの、「コイントス」と呼ばれるものです。

確率はというと古典的解釈、傾向性解釈、主観解釈、証拠解釈、頻度解釈など様あまな解釈があり混乱を招いています。頻度解釈と傾向性解釈の混同での例として、ロケットの安全率が99.6%と言われた傾向性解釈と、実際に94機のロケットの9%に当たる8機墜落もしくは爆発したという頻度解釈が異なる確率が取り扱われ混乱します。

また、人間の判断として頭に浮かびやすいものを優先してしまう「利用可能性ヒューリスティック」と呼ばれるトヴェルスキーとカーネマンが提唱した話もあります。これはしばしば論理的でないのに頭が想像しやすいというだけで間違った選択をしてしまうことなどです。

人間感情も確率議論の結論を誤らせる要素の一つです。ロイバウマイスターは「犠牲者の言説」と呼ぶもので悪事を特別視し、許し難いものとして神聖視する道徳的寓説が生まれることを説明しました。ジャーナリズムはこういった大衆の怒りを増幅させる要因にもなります。

CNNが取り上げた15年連続でSP500を上回る投資結果を残したビルミラーの確立は1/32768と取り立たされましたが、レナードムロディナウの著者「たまたま」にて実際は単に3/4程度であるとわかり、ビルミラーの幸運はその後つきその後の2年間でボコボコの成績になりました。

ランダムと確率について人々はしばしば誤解してしまい間違った判断をしてしまうのは人間の欠点でもあるでしょう。

信念と証拠に基づく判断=ベイズ推論

LessWrong

www.lesswrong.com

これらの人間の欠点を補うべく、合理性コミュニティーが登場しています。

彼らのオンライン指導書の前書きではベイズの法則・定理とは「証拠の強さ」を扱う確率の法則で、新しい事実を知ったり、新しい証拠を観測した時、どの程度確率を修正するかを示す法則です。と紹介されています。

ピンカーは人であれば誰しもベイズの法則について学んだ方が良いといい、科学の世界でもベイズを用いた考え方は広く普及してきました。

ベイズ推論を用いることにより私たちが確率議論で失敗する主要因の一つである基準率の無視することが見つけられました。つまりはベイジアンになることは統計的思考を身につけることで、これが著者によると難しく一流の科学者や論文などでも間違っていることが多々あった・あるといいます。

ではどのようにして直感的にベイズ推論を使えるようにすれば良いのでしょうか。そのためには情報をわかりやすい形に変換することと言います。

神がサイコロを振っているような世界に生きている以上、多くの人がベイズ推論その他統計的能力を身に付けることは公共の利益になる。つまりこの能力を身につけさせることは教育の優先課題でなければならない。人類の大半が誤謬や偏見で慢性的に無能になっているからもうダメだと考えるより、人々が持つ理性に働きかけ、それをさらに高める努力をするべきだ。認知心理学の諸原則がそのことを教えてくれているし、民主主義の原則も同じことを示唆している。

合理的選択理論は本当に合理的か

合理的選択理論は、リスクのある判断を迫られたとき、合理的行為者は自分の「期待効果」(ある選択をした場合に得られる可能性がある報酬を列挙し、それらの大きさにそれぞれの確率をかけたものの和)が最大になるような選択肢を選ぶと説いているものです。ブレーズ・パスカルの議論に遡り、ジョン・フォン・ノイマンオスカー・モルゲンシュテルンなどにより理論として成熟されました。

数学者のレナードサヴェッジが定式化し、心理学者のリードヘイスティとロビンドーズが体系化した合理的行為が満たす7つの公理があります。

1共約可能性2推移性3閉包4連結5独立性6一貫性7交換可能性

これらの公理は一見当たり前のようなものであるが実際にはよく軽視し反する決定をしてしまいます。

これは時に好まれることで、人間関係のかけがえのなさや死への畏敬がかかわるケースなどは理論どおりに計算して選択しないほうが良い時もあります。

できるだけ合理的に真偽を判断する

合理的な判断はしたいもののわたしたちは常に限られた情報下での選択をしなければなりません。この自分の望みと無知との折り合いをつけるには、信号検出理論あるいは統計的決定理論と呼ばれる理性のツールを活用することが良いでしょう。

信号検出理論は、ある指標をこの世界からの真の信号として扱うか、あるいはノイズとして扱うかのジレンマへの挑戦です。測定の感度をあげるなどすれば回避できる側面もありますが、信号がノイズ(誤情報)であるのかの判断は非常に難しいものがあります。

この章ではP値がどのようにあるべきかなど優位性についてまとめられており、最後にはこれさえあれば真実を究明できるという完璧なものではないが、よいツールであるとまとめられています。

協力や敵対をゲーム理論で考える

社会の重要問題と向き合う時にゲーム理論は避けられません。例えば温室効果ガス排出の削減については、誰かが我慢しても誰かが我慢しなければ食い止めることができません。誰もが排出量を削減し誰もが利益を得ることにするには、クリーンエネルギーが誰にとっても安くなり、汚れたエネルギーを高くするなどの施策をしなければいけません。

ゲーム理論の典型的なジレンマに「じゃんけん」「ゼロサム・ゲーム」「混合戦略」「ナッシュ均衡」などがありますが、人生のゲームには各人がやり方を心得ていれば全員で勝利できる「待ち合わせ」などの調整ゲームもあります。

サンクコストや囚人のジレンマ、公共財ゲームなどを用いて社会的な良い決定などの社会選択などについて解説されています。

相関と因果を理解するツールの数々

相関と因果が混同してしまうのは多くのシーンで見られます。相関とは、ある変数の値が別の変数の値に依存していることをいい、一方がわかれば他方を少なくと近似的に予測することができます。

相関があるかは散布図と回帰分析を活用することがおすすめです。

相関と因果が混同してしまう理由の一つに因果関係という概念が意外に難しいとピンカーは言います。我々は恒常的連接を前提に因果関係を考えますが根拠は無いですし、随伴現象、交錯、錯乱変数などの問題があります。統計学では「因果推論の根本問題」と呼ばれています。

このように意外と難しい因果関係を導き出すということに対して、「主効果」「交互作用」などを賢明に考えることで徐々に紐解かれつつあります。

なぜ人々はこんなに非合理なのか

人々がここまでデマやフェイクニュースを信じてしまう非合理はなぜ生まれるのでしょうか。証拠として、アメリカ人の一定数がどの時代もデマやフェイクニュースを信じており、さらにそれは若い世代に対しても減ることが無いといいます。

「動機づけられた推論」と呼ばれる認知的に弱点であるバイアスを用いて自分が正しいとする方向へ導く主張をすることも非合理な判断を助長します。

「マイサイドバイアス」と呼ばれるようすでにバイアスに沿った推論を手助けする統計などもあります。

これらは科学や統計の理解などにより正していくことができるのですが、ピンカーは科学コミュニケーターやジャーナリズムが正しく教育しきれていないことなどの欠点をあげます。

人間の推論には誤謬やバイアスがつきものだ。…わたしたちの理性の力は自分の動機に導かれ、また自分のものの見方によって制限されている。…わたしたちは自分の利己的な損得勘定と他者のそれとの折り合いをつけなければならない。また合理性の核も公平性にあるのだから、わたしたちはそれぞれがもつバイアスのかかった不完全な意見を調和させて、個々人を超える現実の理解へいたらなければならない。

合理性は人々や社会の役に立つのか

そもそも何が重要かを判断するには合理性を使うしかないという基本ルールがあり、これを受け入れないことには先に進めない。

…誰かを力ずくで同意させる必要はない。ここでいよいよ、理性を意識的に使うことが実際にわたしたちの暮らしをより良いものにするのか、世界をより良い場所にするのかという大事な問いに答えていこうと思う。

合理的な判断は約に立つのでしょうか?心理学者のワンディブルインドゥブルイン、アンドリューパーカー、バルークフィッシュホフなどにより被験者が正しい推論や意思決定を行う能力を測る指標(キーススタノヴィッチの合理性指数)を開発しました。これによると、被験者の推論能力とライフアウトカムを評価したところ、誤謬の少ない推論ができる人ほど、人生での失敗も少ないことがわかりました。

また、道徳の発展についても合理性によりもたらされた側面があるとピンカーは言います。

道徳の進歩を導く合理性の力は、物質的進歩と人生の賢い選択を導く合理性の力を一致している。わたしたちがこの無慈悲な宇宙のなかで客観的な幸福を少しずつ増やしていけるかどうか、そして本性に欠陥があっても他者に対して良い行いができるかどうかは、自分の偏った経験を超える公正原則を把握できるかどうかにかかっている。

わたしたちは合理的思考の基本能力を与えられている種であり、その範囲を広げる方法とそのための制度を発見した種である。そしてその方法と制度があるからこそ、わたしたちはアイデアを得ることができるのだし、直感を惑わせはするが、それでも真実である現実と向き合うことができるのである。

What's The Harm?

whatstheharm.net

📚 Relating Books | 関連本・Web

  1. https://www.hayakawabooks.com/n/n05bff01367bc あなたは直観型? 熟慮型? 「知ってるつもり」を暴く認知反射テストに挑戦!【『知ってるつもり』本文試し読み】
  2. https://amzn.to/3iNsIpY 理性の権利 (現代哲学への招待 Great Works) 単行本 – 2015/4/20 トマス・ネーゲル (著), 大辻 正晴 (翻訳)
  3. https://amzn.to/3uXmYwR マシュマロ・テスト 成功する子、しない子 (早川書房) Kindle版 ウォルター ミシェル (著), 柴田 裕之 (翻訳)
  4. https://amzn.to/3Wasec1 NUDGE 実践 行動経済学 完全版 Kindleリチャード・セイラー (著), キャス・サンスティーン (著), 遠藤 真美 (翻訳)
  5. https://amzn.to/3hd6WeL 紛争の戦略―ゲーム理論のエッセンス (ポリティカル・サイエンス・クラシックス 4) 単行本 – 2008/3/25 トーマス・シェリング (著), 河野 勝 (翻訳)
  6. https://amzn.to/3Fghodp たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する 単行本 – 2009/9/17 レナード・ムロディナウ (著), 田中 三彦 (翻訳)
  7. https://amzn.to/3Bolrn2 この宇宙の片隅に ―宇宙の始まりから生命の意味を考える50章― 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/27 ショーン・キャロル (著), 松浦俊輔 (翻訳)
  8. https://amzn.to/3FGFwHF ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット
  9. https://amzn.to/3Y9Z2Ue 理由なき反抗
  10. https://amzn.to/3VKGRTB 暴力の人類史 上 単行本 – 2015/1/28 スティーブン・ピンカー (著), 幾島幸子 (翻訳), 塩原通緒 (翻訳)
  11. https://amzn.to/3VJH3lQ 女性の権利の擁護――政治および道徳問題の批判をこめて 単行本 – 1980/5/15 メアリ ウルストンクラーフト (著), 白井 堯子 (翻訳)
  12. https://amzn.to/3YoP9Ci 科学理論の本質 (地人選書 14) 単行本 – 1985/9/1 J.ザイマン (著), 桜井 邦朋 (翻訳), 大江 秀房 (翻訳)
  13. https://amzn.to/3YguIHm 哲学探究 Kindle版 ルートウィッヒ・ウィトゲンシュタイン (著), 鬼界彰夫 (翻訳)
  14. https://amzn.to/3Fm3vur 思考の道具箱―数学的リアリティの五つのレベル 単行本 – 1993/3/1 ルーディ・ラッカー (著), 金子 務 (監訳), 大槻 有紀子 (翻訳), 竹沢攻一 (翻訳), 村松俊彦 (翻訳)
  15. https://amzn.to/3hgI4CZ ゲーム理論と経済行動: 刊行60周年記念版 単行本 – 2014/6/30 ジョン・フォン ノイマン (著), オスカー モルゲンシュテルン (著), John von Neumann (原著), & 3 その他
  16. https://amzn.to/3UOU5NM 赤道に沿って(上) (マーク・トウェインコレクション) Kindleマーク・トウェイン (著), 飯塚英一 (翻訳)
  17. https://amzn.to/3uGgvWI キリギリスの哲学―ゲームプレイと理想の人生 単行本 – 2015/3/28 バーナード スーツ (著), Bernard Suits (原著), 川谷 茂樹 (翻訳), 山田 貴裕 (翻訳)
  18. https://amzn.to/3iRVK82 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条 (早川書房) Kindle版 フィリップ E テトロック (著), ダン ガードナー (著), 土方 奈美 (翻訳)
  19. https://amzn.to/3uEjUFt エティカ (中公クラシックス) 新書 – 2007/1/1 スピノザ (著), 工藤 喜作 (翻訳), 斎藤 博 (翻訳)
  20. https://amzn.to/3PjOVYR 知ってるつもり 無知の科学 (ハヤカワ文庫NF) Kindle版 スティーブン スローマン (著), フィリップ ファーンバック (著), 土方 奈美 (翻訳)
  21. https://amzn.to/3FjSd9X なぜ人はニセ科学を信じるのか―UFO、カルト、心霊、超能力のウソ 単行本 – 1999/2/1 マイクル シャーマー (著), Michael Shermer (原著), 岡田 靖史 (翻訳)
  22. https://amzn.to/3hew44S 紛争の戦略―ゲーム理論のエッセンス (ポリティカル・サイエンス・クラシックス 4) 単行本 – 2008/3/25 トーマス・シェリング (著), 河野 勝 (翻訳)
  23. https://amzn.to/3FiBALU 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史 Kindle版 マット・リドレー (著), 大田 直子 (著), 鍛原 多惠子 (著), 柴田 裕之 (著)
  24. https://amzn.to/3hdJmyw 徳の起源―他人をおもいやる遺伝子 単行本 – 2000/6/1 マット リドレー (著), 岸 由二 (監修), Matt Ridley (原著), 古川 奈々子 (翻訳)
  25. https://amzn.to/3FGNqk9 新版 現実をみつめる道徳哲学 単行本 – 2017/1/20 次田 憲和 (翻訳)
  26. https://amzn.to/3HrYP94 健康帝国ナチス (草思社文庫) 文庫 – 2015/8/4 ロバート・N. プロクター (著), Robert N. Proctor (原著), 宮崎 尊 (翻訳)
  27. https://amzn.to/3HIDybp 論理学超入門 (岩波科学ライブラリー) 単行本 – 2019/5/18 Graham Priest (原著), グレアム プリースト (著), 菅沼 聡 (翻訳), 廣瀬 覚 (翻訳)5
  28. https://amzn.to/3HnCJEA 囚人のジレンマフォン・ノイマンとゲームの理論 単行本 – 1995/3/1 ウィリアム パウンドストーン (著), William Poundstone (原著), 松浦 俊輔 (翻訳)
  29. https://amzn.to/3Hr0BHd 実在論と科学の目的 上 単行本 – 2002/3/25 K. ポパー (著), 小河原 誠 (翻訳), 蔭山 泰之 (翻訳), 篠崎 研二 (翻訳)
  30. https://amzn.to/3PfYEPU 思考する言語(上) 「ことばの意味」から人間性に迫る (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/26 スティーブン ピンカー (著), Steven Pinker (原著), 幾島 幸子 (翻訳), 桜内 篤子 (翻訳)
  31. https://amzn.to/3W91qc4 入門 統計的因果推論 単行本(ソフトカバー) – 2019/8/28 Judea Pearl (著), Madelyn Glymour (著), Nicholas P. Jewell (著), 落海 浩 (翻訳)
  32. https://amzn.to/3Wb6OeP 数で考えるアタマになる!―数字オンチの治しかた 単行本(ソフトカバー) – 2007/7/26 ジョン アレン パウロス (著), 野本 陽代 (翻訳)
  33. https://amzn.to/3VY9iNs 進歩: 人類の未来が明るい10の理由 単行本 – 2018/4/24 Johan Norberg (原著), ヨハン ノルベリ (著), 山形 浩生 (翻訳)