仕事や日常でマネジメント(管理)スキルを身に着けたいなと思いプロジェクトマネジメントの本を読んでみました。
本屋で目につくところにあったため手に取ってみましたが全体的にIT業務に関わる話が多く役立つところもあり、IT業界特有の話もありという内容でした。
著者の橋本さんはYoutubeのチャンネルもされているようです。
📒 Summary + Notes | まとめノート
プロジェクトマネージャーの課題
①現場で使える知識体系がない②無茶ぶりされる③スキルの属人化などどうしてもOJTなどのやりながら覚えていくという仕事にならざるを得ない状況があり、体系化されるというよりもその人ごとのやり方で標準化が難しい仕事になりがちです。
本書で書かれているプロジェクトマネジメント業務はかなり幅広く、会社の規模にも依るとは思いますがそこまで個人のプロマネが担う管理範囲ではないかなと思うようなものもありますが、全体像を見て会社がやりたいことを認識して全体像を把握する視点は大事に感じます。
メモ
- ウォーターフォール開発とスクラム開発:スキルレベルが高い人が多い場合はスクラム開発の方が良い
- 概算見積もりと詳細見積もり
- 請負契約と準委託契約:成果物に対して対価を支払うのが請負契約、労働の対価に対して支払いを行うのが準委託契約
- 損害賠償請求が青天井になっている場合は上限を記載する
- Visio、Draw.io、Lucidchart、miro、Whimsical、Cacooなど概念図を作成するツールを活用
- 個人情報保護法、著作権法、出資法、資金決済法、特定商取引法、特定電子メール法、プロバイダ責任制限法、景表法、薬機法、医療広告ガイドライン、出会いサイト規制法、などは特に注意。
- 民法改正に基づき請求できる内容:追完請求、損害賠償請求、代金減額請求、契約解除
感想
仕事をしていて属人化しがちな事が多いのでマネジメントがもう少しうまくできないかなと感じていましたが泥臭く問題があればそれに対応していき引き出しを増やしていくというような形になるのかなと感じます。
経験値を増やしていきそこから経験を蓄積していけるのか、ということを意識して仕事できればと思います。