鈴木心さんのYoutubeにて新しいカメラが出ても撮られる写真が昔から変わっていないという話がありました。
昔から人、風景、動物、建築と撮られる写真表現はあまり変化がありません。
一方映像表現はというと色々とできることが増えているように思います。
写真をつなぎ合わせて、緩やか過ぎて気が付かなかった変化を追うTimelapseという手法を更にシームレスなズームイン・アウトを用いて新しい映像表現をしているクリエイターにRob Whitworthという人がいます。
複数のカメラを用いて、異なる広角、ズームレンズを用いて得られた2つの絵をシームレスにつなぎ合わせ、場面が異なる絵もきれいなマスクによりあたかも一連のタイムラプス映像のようにした手法です。(Rob WhiteworthさんはFlow motionと呼んでいます)
Behind The Sceneもインタビューと合わせて語られています。
数は少ないですが、いくつかインタビューを受けている話も面白いです。
タイムラプスでの人のトラッキングなどはほぼ初めて見たように思います。
その他の人がやるようなVlogよりもよりプランニングが必要な映像が多く、絵のつなぎを相当考えた撮影をしないといけないように思います。
- 最初はフリー(趣味)で作成
- 2010年にベトナムに移住した際にきっかけとなるVimeo動画を作成した(2011年に発表)
- 上海の動画を作りポートフォリオにしたあとにクライアントワークが始まった
- ストーリーボードを作成しクライアントから合意をとり作成
- ストーリーボード作成にかなり時間を要する(クリエイティブの発揮どころ)
- ニコンのカメラ使用。ただし新しいキットを何でも使う。
- 北朝鮮の動画は4日間、香港は3日間撮影
- LRタイムラプスを使用(フリッカー除去に便利)
- After Effectsでカットつなぎ
- 屋上から人を追って見たりする経験から同じような表現ができないか考えFlow Motionができた
- 自身のスタイルを作ることが大切。情熱を持って。
タイムラプスをシームレスな動画にする場合、まず撮影に時間がかかり大変そうですし、編集も大変そう。また音楽に合わせたカット割りもかなり難しそうなので色々と職人的な作業が要求されそうです。
今度真似してタイムラプスのシームレスなカットつなぎも試してみたいと思いました。