脱マウス化したいと思い、脱マウスの本を読みました。
脱マウスはどことなく語学学習と似ていて、活用できたら楽しさが増えるのにも関わらず、最初なれてないと文章読むのも時間かかり、話すのもストレスになる。それに慣れていくとどんどん理解も進み活用できるようになる。
マウスを使うと直感的な動きにはなるものの、スピードで言うと手をキーボード、マウスにと移動する時間もかかります。
また、便利になるのは頭で理解していても中々続けることが難しく慣れる前についついマウスへ逃げてしまう方も多いのではないでしょうか。
📒 Summary + Notes | まとめノート
ショートカットキーを活用するために
本書で一番良いなと思ったものは、キーの意味をまず知ることから始めることです。構造を理解することにより連続性のある記憶が可能になり、ただ覚えるだけよりも効率的に記憶していくことができます。
- キーのマークの意味を理解する
- キーボードの構造を理解する
- キーの役割を理解する
- キーを頭文字やイメージで理解する
Insertキー、PrtScキー、ScrLkキーなど普段活用していなかったものについて解説してくれている本はあまり無い印象です。
Ctrlキー、Windowsキー、Altキーなどの解説もあり活用方法の紹介もつけてくれています。
よく行う作業から活用してみる
本書ではいろんなケースごとにどんなものが使えるか紹介してくれています。ウェブブラウジングに便利なもの、Windowsキーを使った便利な操作、PowerPointでの便利な操作。日々インターネットぐらいしかしないよ、という方もマウスを使わずにタブを開ける、検索する、検索結果を見る、ページ閲覧、タブの移動、タブの削除、削除したタブを戻すなど、よくする作業のショートカットキーを調べてみて繰り返し使ってみると馴染んできます。
検索できるところを見つけておく・普段から効率化の情報収集する
本書はベーシックな部分が多いのでそこからより多くの作業をできるように、公式のリファレンスをブックマークしておくと便利です。Windows関連であればMicrosoftから公式の一覧が出ています。
また、効率化に関するブログ記事も検索すればたくさんでるので、日頃から情報収集がてらに効率化の記事を15分などと時間決めて見てみるのも良いのではないでしょうか。
How Toや効率化そのものについても多く記事があるので、行うメリット理解→実行→修正→効率化のサイクルを絶え間なく行っていくという形になります。
また、実際に活用方法を見ながら勉強していくスタイルも良いと思いますので、Youtubeでショートカットキーの検索をしてみたりすると、活用事例がたくさんあります。
https://www.youtube.com/watch?v=pCRpT6oLEp4
https://www.youtube.com/watch?v=Xe4U_-o_EWw
感想
全体的には初心者向けというような印象はありますが、普段PCを触る人であれば一度読んで見るといくつか知らなかったことがあったりするのではないでしょうか。本書のようにキーボードに関する意味をまとめている本はあまり無く、この活用方法あまり当てはまらないなあ…というような事例集のようなエクセル本が多かったので面白く読めました。
ただし、全体的にはベーシックな内容が多く、ショートカットキー操作を開始したいと思う人向けであって、もうそこそこ活用しているよという方には物足りなさもある気がします。
パソコン操作効率化の本の中ではとてもおすすめな気がしました!