中国で活躍する日本人ドキュメンタリー作家の竹内さんの作品がとても素晴らしかったです。
*Youtube埋め込みのサムネイルが同じになっておりますが、それぞれ開始場所が異なるので再生しながら楽しんでもらえますと幸いです。
ストーリーは10年前にチベット（中国シャングリラ地区）周辺の街で出会った少女のCimuさん。彼女は小さい頃観光地で羊と一緒に記念撮影することで5元もらうという商売をしていました。
竹内さんは他の撮影で来ていたところにたまたま彼女と話したことから出会いが始まります。
連絡を取ってみたらまだシャングリラに居るということで突然会いに行ってみるとなんと経営者へと大変身。話し方も随分と立派になり、家族や近隣の助けを得て大きなビジネスへと成長していました。
Booking.comにある彼女のホテルはこちらで、まだ開業して一年ほどでかつコロナの影響があるものの、それなりに上手くいっているようです。
10年前に彼女が飛行機を見上げながら外の世界を見てみたいと呟いたことをきっかけに、彼女と母親を上海へ招待した竹内さん。
母親と再会した時に、人生で一番の思い出だと聞き涙する母親の姿を見て周りももらい泣きをします。
叔父さんはその時に上海へ行くことを猛反対したらしく、なぜなら外国に売り飛ばされると思っていたそうです笑
Cimuは18歳の頃に親が選んだ相手と結婚し、２人の子供に恵まれます。夫はほぼ一年中出稼ぎに出ているそうです。
当時竹内さんは中国語があまり話せなかったため、番組ディレクターとばかりCimuが話しておりCimuは竹内さんの記憶が薄いというのも面白いエピソードでした。
チベットラサの方へホテル事業を拡大していきたいと話す彼女の姿は出会った頃と全く異なる姿です。
最後に、阿部さんと話感極まる姿も感動でした。
中国の雲南やチベットは行ったことがないので、早くコロナが収まり自由に行き来できる日々が来たら嬉しく思いました。
上海を訪れた時の映像が残っていましたので追加しました。
さらにインタビューが追加されておりました！
