勉強方法のアクティブリコールと間隔反復について知って感動した時からよく見ているYoutuberのAli abdaalさんがついに書籍出版ということで最新のYoutubeで発表していました。
毎回ながらいつも面白い内容で今回のものをまとめていきたいと思います。
- 1. The Calendar Habit | カレンダー習慣
- 2. The Feel Good Productivity Habit | 気持ちの良い効率化習慣
- 3. The Adventure Habit | 冒険する習慣
- 4. The Focus Habit | 集中する習慣
- 5. The Rapid Action Habit | 反射行動習慣
- 6. The Experimental Habit | 実験習慣
- 7. The Alignment Habit | 見直し習慣
- 8. The Delegation Habit | 任せる習慣
- 感想
1. The Calendar Habit | カレンダー習慣
まず1つ目の習慣はカレンダーの活用です。Aliさんはカレンダーを元々付けていなかったようですが、カレンダーが無い事により自分の頭を予定の記憶に使ってしまい考えることのキャパを奪ってしまっていました。
カレンダー活用のレベル分けも紹介しています。
Level 0:カレンダーを使わないレベル
Level 1:カレンダーに予定を記入するレベル
Level 2:意図的にカレンダーに予定を入れるレベル
Level 3:理想的な日・週になるように予定を埋めるレベル
名前とメールアドレスを登録するとAliさんの理想のスケジュールも配布されるリンクも概要欄に紹介されています。
ポイントは3つに思いました。
- 頭の考えるキャパを予定を記憶する事に使用しないようにする
- 能動的な予定をすることで活動的・意図的な時間を過ごす
- 理想の生活を可視化し認識する
2. The Feel Good Productivity Habit | 気持ちの良い効率化習慣
Aliさんが思うにタイムマネジメントが必要と言われていますが、本当はエナジーマネジメントが必要と言います。
1つめの習慣に繋がるのですが、何かを計画してもそれをやるエネルギーがなければ予定した物事を進める事ができません。
エネルギーを奪う行動からエネルギーを貯める行動をする事が大事になります。
気持ちの良さはポジティブな感情を生み出しエネルギーをもたらしてくれます。
予定したあとはその予定を実行するための面白みを付け加える工夫が必要になり、その引き出しを多く持つ事はとても重要になります。
3. The Adventure Habit | 冒険する習慣
その日で最も重要なやるべき事は何かを考える事が大事になります。毎日一つ重要な物事を365日続けられるたらとても成長に繋がります。
ただし、そこで何か楽しくなるように言い換えたものが冒険という言葉です。
- 今日の冒険:最も重要な事は何か決め、遊ぶながら取り組む
- 仕事、健康、人間関係に纏わる物事にも取り組む
4. The Focus Habit | 集中する習慣
ハーバードビジネスレビューに依ると従業員はタスクスイッチング(通知や妨害)により22-28%の時間を失っていると言います。1年で言うと約3ヶ月分になります。40年のキャリアレベルで言うと10年分です。
集中すること・集中する環境がいかに大切か分かります。
一方で、良い妨害もあります。(Welcome intruption)勉強や仕事する時に友人や子供が遊びに来る事もあります。
またコーヒーショップなどに行き環境を変化させることで気持ちがリフレッシュされて仕事を進められる事もあります。
5. The Rapid Action Habit | 反射行動習慣
新しい情報に対していかに早く行動することかがとても大切な事があります。
ポッドキャストや本を読んでいいアイデアを吸収しても、記録をして置かなければ忘却曲線に従い時間が立つと忘れてしまい完全にアイデアを吸収してなかった状態になります。
6. The Experimental Habit | 実験習慣
色々違うこと、より良くなる方法を模索して試してみる実験をすることがとても大切です。新しい方法を試す事で正解に近づく事もできます。
長く続けられる物事は気持ちを良くするものですし、長く続けられないものは気持ちをよくはできない物事です。
Aliさん個人としては鍛錬や試練のようなネガティブドリブンな行動は長続きできなく、より実験的に考えて試してみるという方が気持ちがポジティブになり物事ができると言います。
Aliさんが考えるサイクルはこのようなもの。
- 何か試してみる
- 気持ちが良くなるか自分に問いかける
- タイムマネジメントもうまくできるようになる
7. The Alignment Habit | 見直し習慣
どれだけ早く前に進んでいても、目的地から少しずつずれていたらゴールは全く違う場所になります。
毎年、毎3ヶ月ごとにゴールを見直して自身のアクションを見直し、計画するようです。
- 一週間の達成や挑戦を見直す
- この先2週間の予定を確認する
- ゴールを見直して優先順位が一致しているか確認する
- ToDoリストを見直し方向性に間違いが無いか確認する
- 次週やり遂げたい3つのことを決める
- カレンダーにそれを成し遂げるために計画する
8. The Delegation Habit | 任せる習慣
誰かに任せる事に罪悪感を持つ人も居ます。例えば家の掃除や料理などです。
- 自分がやらなくても良いことは何か
- 誰かにやってもらっても良い事は何か
自分でやったほうが良いことは3つの軸で考えます。
- 自分でやることが好きなこと
- エネルギーを与えてくれるもの
- 自分が得意なこと
感想
自分の人生の時間を能動的に使い、さらにそこに意味をもたらすための習慣を紹介してくれているとても良い内容に思いました。
ダラダラ過ごし事が好きな人はダラダラ過ごす時間も能動的に作れば良いと思いますし、そういった時間が頭に余白を作りリフレッシュしてくれることもあると思います。
なんとなく過ごしがちな時間を大切にできるかどうか、カレンダーの活用から始めてみたいと思いました。
Aliさんの読書メモなどを見てもとても素晴らしいものなのでいつかこういったものをまとめられるようになりたいなとも思います。