AI Superpowersの著者Kai-Fu Lee。
中国が如何にしてITシーンにて発展しているかを紹介している。
- 996 - 9時から9時まで週6日間働くこと
- AIで取って代えられる仕事には繰り返しのしごと、ルーティンワーク、調整ごと。ただし難しい仕事やクリエイティブな仕事は取って代わることは出来ないだろう。(今のところ)
- 死ぬ時に人間が後悔することは、十分に働かなかったことではなく、十分に家族や愛する人と過ごさなかったこと。愛を伝えなかったこと。
- AI時代にはCompassion(思いやり)という軸を考える必要がある。
- AIはルーティンワークを代わりに行ってくれるため、よりクリエイティブになれる。
- AIにより、より人間らしい働き方、行き方を取り戻すことができる。
Kai Fu LeeのAi superpowersを読んでいるのだがこのスピーチと同様に、どのようにAI時代が来るか、AI時代はどうなるか、今までの中国のテック界がどのような動きがあったのか紹介されている。
読了後に詳しくはまとめる予定であるが、Kai Fu leeの予想としては今後ビッグデータを持つ中国がAI時代を牽引していくであろうと予想している。
というのも、彼はシリコンバレーで働いた経験、Google Chinaでローカル化の最前線に居たため、中国とシリコンバレーの双方に深い洞察がある人物であり、その彼が中国のテック界の変化を感じ、投資家として中国に期待し移住している。
そして、Wechatを代表にデータ所有量が格段に違う点や、最初はただの模倣だった中国テック界が今ではその経験を活かしてもはやシリコンバレーより、より高度な事をしていると述べている。
これから次の数年がとても楽しみである。