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401K(確定拠出年金)SBIベネフィットシステムズでの運用について | 2021 ゆるっと投資4

2021年は本格的NISAや投資信託積立、個別株の購入など投資スタートの年になりました。最初はNISAの制度理解など曖昧なまま始めていたのでかなり非効率なことなどしつつも一年間色々と試行錯誤できたような気がします。

 

その中で確定拠出年金の振り返りを4半期ごとに行ってきており確定拠出年金に関わる振り返りをしていこうと思います。

三行まとめ

  • 2021年は市場全体好調で中でも米国市場は他市場より良い
  • 反省点は無駄なスイッチング(米国株式→それ以外)があり資金効率が悪くなった事
  • 細かなトレンドはあるものの2022年は米国株式市場の信託報酬が低い銘柄をスイッチング無しで保有続ける方針

成績振り返り 2021 1Q-3Q

各四半期ごとの詳細はそれぞれの記事にまとめております。

ohtanao.hatenablog.com

4Qも付け足して成績を見ると1Qから順調に成績を上昇させられていたため概ね良い年だったように思います。

2021 損益率
1Q 26%
2Q 35%
3Q 43%
4Q 39%

50%以上を米国株式関連(外国株式インデックス、キャピタル世界株式ファンド)で保有しておりますので、米国株式が順調であったことを考えると恩恵を十分に受けることができたように思います。

4Q成績振り返り

3Q-4Qまでにどのような流れであったのか概要は3Qの当時と変わらずの掛け金振り分けでありました。

運用益:39.2%

月々掛け金:23000円

掛け金振り分け:

1.DC外国株式インデックス

2.三菱UFJDC新興国株式インデックス

3.キャピタル世界株式ファンド

4.ひふみ年金

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2021年振り返り

概要

さて、2021年は金融緩和の恩恵も受けて順調に株式市場が続伸し米国株式は年末現時点で高値を狙いつつある相場でした。

一方で少し軟調であったのが日本、中国市場で日本株式市場は新しい資本主義という少し迷走気味の政策で金融課税に嫌気された様子や中国ではテック規制が相次ぎ年始の頃のムードとは真逆の動きを見せる一年だったように思います。

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取引履歴

どんな取引をしていたかを振り返ってみるとすべてでは無いですが概ね表のような履歴。

取引履歴 売り   買い
1月 おおぶね 新興国
2月 キャピタル  新興国
  外国株式インデックス 新興国
3月 外国株式インデックス TOPIX
9月 グローバルREIT 外国株式インデックス

取引の狙いとしては銘柄を少なくするためと、年始の中国市場への期待やTOPIX(日経バリュー銘柄)への期待を含め資金を移し替えしておりました。

後述の各投資信託パフォーマンス振り返りで書こうとは思いますが、高リターンのものから低リターンのものへと移動させているものが殆どであり米国株式市場の強さを実感させられる年になりました。

投資信託結果振り返り

投資信託(ウォッチ銘柄のみ)のリターンをまとめると30%超えるものは米国株式関連、日経REITが続き、日本市場ですとTOPIX→成長株→日経225というような流れでした。

投資信託 1年リターン カテゴリー 信託報酬  
DC外国株式インデックスファンド 35.82% 米国 0.88%  
DCニッセイ 外国株式インデックス 36.62% 米国 0.15% O
iFreeNYダウ・インデックス 30.39% 米国 0.25% O
ラッセル・インベストメント 外国株式ファンド 33.86% 米国 1.21%  
SBI TOPIX100 15.36% 日本 0.26% O
DCニッセイ日経225インデックスファンドA 6.65% 日本 0.19%  
SBI 中小型割安成長株ファンド 7.00% 日本 1.65%  
ひふみ年金 3.98% 日本 0.84%  
農中<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね 22.82% 米国 0.99%  
キャピタル 世界株式ファンド 33.39% 米国 1.08% O
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド 10.21% 新興国(中国) 0.37%  
三菱UFJ 純金ファンド 9.32% コモディティ 0.99%  
三井住友・DC外国リートインデックスファンド 42.22% 不動産 0.30% O
EXE-i グローバルREITファンド 32.27% 不動産 0.34%  
MHAM J-REITインデックス 22.06% 不動産 0.55%  
DCニッセイ J-REITインデックスF 21.88% 不動産 0.61%  
朝日Nvest グローバルバリュー株 28.74% 先進国 1.98%  

確定拠出年金の特徴

401K SBIベネフィットシステムズに関わらずNISAやiDecoなどに共通しているのは長期間保有し続けられる銘柄を持っておく事が利益を最大限教授しやすくなります。

確定拠出年金はその中でもスイッチングが可能です。年金受取までに5〜10年ある場合は基本的に米国株式集中投資で受け取りに近づいた時に好調なタイミングで少しずつ普通預金に移行する、というのがセオリーなように思います。

NISAと異なりスイッチングが可能なため米国株式だけでなく短期の波に乗るために頻繁なスイッチングをしても良いかもしれませんが、スイッチング期間は売買・購入で合計1週間ほどかかるため短期の売買が向いている仕組みでは無いです。

また、ベストなのは米国株式⇔普通預金(現金)をタイミングよくやることですが実質難しく普通預金に入れている期間に上昇する事もあるため結局米国株式に入れておき下落も上昇も共にして行くというのが最適解に感じます。

反省点と2022年に向けて

  • ひふみ年金はコロナ下落時からの回復は素晴らしかったが今年やコロナ前の成績が良くないので資金移し替えを検討
  • 米国株式の中で所有している外国株式インデックスとニッセイ外国株式インデックスの信託報酬を見ると大きく異るため今後はニッセイ外国株式インデックスに移行
  • 日本市場はこれからの政策の不安定さもリスクであるため米国相場へのシフトを増やしたい
  • J-REITも同様コロナからの回復があったため今年は数値上よく見えるが同時期に買っていたグローバルREITと比べるとリターンも低く明暗が出ているためすべて売却予定
  • 分散要素としては地域別としては米国、新興国、日本の株式を所有、株式市場以外のものとしてはグローバルREITと金を検討したい
  • 振り返ると非効率な資金移動が多く成績を悪化させるものであった。振り返るとと中国市場のテック規制がここまで大きくなると予想できなかった反面影響力のあるテック企業への締付けは簡単に開放されない気がするため、それを考慮に入れた資金分配を検討したい
  • アクティブファンド系(中小型成長株、フローバルバリュー株、ひふみ年金)は信託報酬とリターンの割合が良くないためあまり手を出さないようにしたい

2022年への米国市場は概ね上昇予想になっております。

finance.yahoo.com

  SP500 target
Oppenheimer 5330
Credit Suisse 5200
JPMorgan 5050
DWS Group 5000
Bank of America 4600
Goldman Sachs 5100
Morgan Stanley 4400

年始の頃はリバランスして細かなトレンドをキャッチする事をできればしたいと思っておりましたが振り返ってみるとかなり難しいように思いました。特に細かいトレンドは1週間以内で終わってしまうためにピンポイントでスイッチングするためには難易度高く確定拠出年金のシステムではほぼ不可能にも思います。

ohtanao.hatenablog.com

この記事を書いている中で改めて米国株式の強さに時間しJ-REITとひふみ年金はすべて米国株式インデックスへとスイッチングする注文をしました。

2021年は市場参加したおかげで良いリターンを得られたので2022年も引き続き勉強していきたいと思う。