この時期になると戦争の番組が増えます。
戦争を体験した世代は時代とともに少なくなってきてしまい、それに伴い人々の記憶も薄まってきているように思います。それはきっと自然な事でしょうし、同じことが繰り返されないことを祈るばかりです。
NHKスペシャルの映像がYoutubeにアップされており、見ていたのですがもうかなりめちゃくちゃで若い世代が戦争へ駆り出され、最前線の捨て身とも思われるポジションへ配置されています。
寄せ集められた人材での物の生産の質は低く、現品合わせと呼ばれる調整などをしないと部品が使えないというのもなんとも悲しい話です。島を担当していた守備隊が丸々全滅するなど無惨にも程があります。
戦争が終われば戦争の賠償として捕虜となった最前線の兵士達は現地で抑留され壊した都市の復興をします。捕虜の看守を担当したモンゴル人は日本の抑留兵達は言うことをよく聞き扱いやすかったという所も日本人らしい印象を受けます。
恐怖心や降伏という概念が無い日本兵と対峙したアメリカ軍がその異常性に驚いているコメントが散見されており、日本人のお国柄を感じます。
ウクライナ戦争も泥沼化しており、ロシア側の体力が消耗していながらも決定的なストップ理由が作れずにズルズルと長期化しているのはとても心配に思います。
戦争が終わってから大きく発展した世の中を見て改めて現代に生きることの幸せを感じ、平和な世の中が続いて欲しいと思います。