ルノワールと同じく移動中の飛行機にてSinners罪人たちを観ました。
黒人差別や禁酒、教会文化やブルースなどアメリカの歴史を色濃くストーリーにまとめ、撮影担当はADAが実施。フィルムIMAXで撮影された迫力は圧巻の映画でした。
アメリカのレビューサイトでは抜群の評価、トム・クルーズも映画館で楽しんだようです。
撮影担当はAutumn Durald Arkapaw。
あらすじ
- 最初の30分ほどは二人の黒人兄弟がシカゴで一発当ててミシシッピの故郷へ戻って来る物語
- ブルースを歌うことができるサミーに声をかけてその日にオープンするダンスホールの開店準備を進める
- ダンスホールの舞台はKKKや黒人差別の残る建物。床に残るウェットな質感を気にするものの大金を渡して現金購入。所有者だった白人は物語最期に分かるがKKKで黒人差別をしピストルで二人を殺そうとする
- 禁酒法があり、黒人差別が残る時代に、サミーは二人に対してシカゴはもう黒人差別が撤廃されているのかと聞く
- 盗みなどの文化が残る中、街へ向かい知り合いへ看板の準備など声をかけ、交渉中に盗みを働こうとした人を容赦なくピストルで打つ。後に知り合いだったことにも気がつく。
- 黒人の働き先として綿花畑であったシーンが印象的であり、サミーの親は教会を運営し黒人が多くつめかける
- 映画後半はバンパイアにより登場人物が次々にゾンビ化する。
- 開店して楽しんでいたダンスホールはゾンビだらけに。
- 最期は日の出とともにゾンビを倒して一件落着かと思いきや、物件を売ったKKKの白人男性が兄弟を殺しにやってきてその集団を次々とマイケルBジョーダンが撃ち殺していく
感想
- 映像美に加え、黒人にまつわる不遇のストーリーが詰め込まれた物語。歴史背景をもっとしっていたら興奮していたと思う。
- それぞれの登場人物のキャラが立っており、商店を営む中華系家族がかっこよかった。
- すぐに容赦なく撃ちまくるので人が次々に死んだり怪我したりする。ゾンビ映画に変わってより一層後半は激しくなる。
- ブルースを歌う子供は、違う街の話に目を輝かせたり、親が教会の手伝いを願う中自身の好きなギターを持ちブルースを歌う様子がとても物語性をもつ。
- 映画前半はホラー映画と全く思えない映像美と色濃い物語に惹きつけられる
- ダンスホールでみんなが楽しく踊るシーンがエモさで言うと最高潮
- その後ホラー映画化してもう良くわからない状態になり次々に人が噛まれゾンビ化。撃ち殺しまくる自体に
- 一安心して最後は出てくるKKKの小太り白人がめちゃくちゃ嫌なキャラだった
最近はアメリカの歴史や文化に興味を持ちいくつか本を読んでいた所でしたが、この映画を見てミシシッピの黒人、ブルース、綿花などの文化についてとても知りたくなりました。