数年前に読んだ本なのですが、投資を本格的に始めたのでさっと読み直してみました。
本で紹介されている前提
キャッチーなタイトルにしないと売れないのか、この本は1億円を稼ぐというコピーがあります。
資産が動くか自分が動くか
本の最初に紹介されるのは、ロバートキヨサクの本にある「資産が動くか自分が動くか」が紹介されており、投資というのは資産が動くものですよ、と。
月利5%を狙う
そして、50万の元本から月利5%を狙い10年後には1億円を達成できるという道筋です。(著者は月利10%を目標としているらしい…)
月利5%を達成し続けるとどうなるかというと
1年後 約90万
2年後 約160万
3年後 約290万
4年後 約520万
5年後 約933万
10年後 約1億7445万
というような流れです。
トレンドの見分け方
上昇、下降、横ばいのトレンドを理解し、高値更新・安値更新をシグナルとしてトレンドにのり、買い・売り両方を用いてトレードをする、というのが推奨されています。
その他トレードのルール
狙う銘柄は日経255にあるもので、基本的に短期トレードを前提としています。(長くても数ヶ月)
日足に注目し、かつ終値に着目し方向性を予測します。
毎日できるかぎり400銘柄を1時間以内(30分程度が理想)にスクリーニングしてエントリーできそうな銘柄を探す。
注文するときは成行で。
横ばい3ヶ月、上昇2〜3ヶ月、下降1〜2ヶ月がトレンド期間の目安。
トレンド転換時にドテンも狙い目。
さいごに、どんな人におすすめか
投資の基本的なことが書いてあるので、トレンドを見つけてそれに乗る、流動性の高い日経225銘柄が主戦場というのは王道な投資のように思いました。
ドテンや空売りの使いこなしはやるべきではありますが、初心者向けでは無い気もします。
短期トレードメインというのはリスクヘッジとしてはとても良く、下げ相場のダメージを受けにくいので初心者に向いているように思いました。
読み返してみると、結構当たり前なことばかり書いてあるのですが、よく考えたら当たり前のことができずにマイルールの無い投資をしているのは反省点。
今後の投資スタイルに活かしたいと思います。