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訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

書評

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 | デイヴ・アスプリー (著), 栗原 百代 (翻訳) | 2023年書評#57

食事術の本を読んでみて色々と発見が多かったので引き続き食事術の本を読んでみました。今回はアメリカで発行された本を訳されたものです。少し前の本になるのですが著者のDave AspreyはGoogleでTalksするなど仕事術系の効率化のようなことを幅広くやられて…

医者が教える食事術2 実践バイブル 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方70 | 牧田 善二 (著) | 2023年書評#56

医者が教える食事術が大ヒットした牧田さんのシリーズ2の本になります。本書では医学会のトップジャーナルに自ら寄稿する中多くの患者さんを見てデータから得られる知見をまとめた本です。 本書の冒頭にある、トップジャーナル内においても結論が全く反対の…

【再読】医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 | 牧田 善二 (著) | 2023年書評#55

食事について経験則の話が多く、正しく仕組みを理解した内容の情報は多くないように思います。というのも、メーカー側は商品を売りたいために売り文句として良い面をアピールしますし、周りの人は食習慣で健康だった経験値からお米が良いとか三食取る方が良…

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 | 渡部 清二 (著) | 2023年書評#54

株式投資を初めてから投資信託だけでなく個別株も買うようになり、個別株の選び方を勉強するために読んでみました。 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方 作者:渡部 清二 東洋経済新報社 Amazon www.youtube.com Summary + Notes | まと…

ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール | サイモン・コンスタブル (著), ロバート・E・ライト (著), 上野 泰也 (監訳), 高橋 璃子 (翻訳) | 2023年書評#53

投資というと難しくて経済ニュースなど見ても何言っているかわからないなどのような感覚があります。最近では日経を退職された後藤さんなどがわかりやすく偏りなくをモットーに解説してくれる人も増え日本の個人投資家の知識量も飛躍的に上がってきているよ…

考える技術・書く技術 ワークブック〈上・下〉 | バーバラ ミント (著), Barbara Minto (原名), 山崎 康司 (翻訳) | 2023年書評#51・52

ロジカルシンキング界隈でよく見かけていたロングセラー本「考える技術・書く技術」のワークブックを読みました。 何か情報をインプットした時に、繋がりを持って整理した理解をしておくか、点在した情報として所有しておくか色々な情報所有方法があると思い…

世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学 | 近内悠太 (著) | 2023年書評#52

周りで話題であったため近内さんの世界は贈与でできているを読んでみました。個人的には著者の解釈であったり、定義に対しては疑問の残るものや理解に苦しむ部分はあったものの、出会い直すというような考えや自分の心の持ちようが大事とするような観点に関…

3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」成功への道 | 三宅 孝之 (著), 島崎 崇 (著) | 2023年書評#51

前回に引き続きDIの三宅さんの著書を読みました。前著ではビジネスプロデュースに適切な人材や考え方、またフックと回収エンジンの重要性についての提言本であったと思うのですが、本書ではその重要性を事例を持ち出しながらの解説になります。 具体的事例を…

3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」戦略 なぜ、御社の新規事業は大きくならないのか? | 三宅 孝之、 島崎 崇(著) | 2023年書評#50

noteやTwitterでも発信しているので気になっていましたDIの三宅さんの本を読みました。 note.com 3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」はいかにして生まれたのか? 誕生秘話を書きました!創業時の事業を失った会社が、3000億円級ビジネスの支…

図解入門ビジネス 最新 産廃処理の基本と仕組みがよ~くわかる本 | 尾上雅典 (著) | 2023年書評#49

ごみ処理に関して業務で勉強するにあたり産業廃棄物に関わる本を読んでみました。製造業に関わっていると最近はCO2排出量の話やエコに関する話題でもちきりの方も多いのではないでしょうか。エコってなんなのか?というとかなり幅広い話なのですが、一つはも…

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方 | 樺沢 紫苑 (著) | 2023年書評#47

遊び・楽しむというと何かラクしているのようなネガティブな印象を持ちがちです。仕事は楽しむものではないというような哲学などもある程度の認識があると思います。 そんな中楽しむということがどのような効用があるのかを示してくれる本になっています。著…

最高品質の会議術 | 前田鎌利 (著) | 2023年書評#46

会議は社会人では避けることのできないイベントの一つであり、仕事で多くの時間を奪うものになります。以前読んだ社内プレゼンの本の著者前田さんによる会議についての本書を読み、良い会議とはどういったものなのか勉強してみました。 ohtanao.hatenablog.c…

No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本 | 上野泰也 (著) | 2023年書評#45

現代の資本社会ではキャッシュを一括で購入できない時にお金を貸して利子を上乗せして支払いをするという事が当たり前に行われています。そうすることによって家を購入できる人が増えて、企業は売上の成長をタイミングを逃さずに資金を投入して成長すること…

キーエンス解剖 最強企業のメカニズム | 西岡 杏 (著) | 2023年書評#44

圧倒的な粗利80%を基準とする高付加価値企業のキーエンス。時価総額3位に位置し、給与ランキングでも目立つことが多いキーエンスについて営業や企画、また成り立ちからまとめられているキーエンス解剖を読みました。 キーエンス解剖 最強企業のメカニズム …

ペンブックス4 神社とは何か? お寺とは何か? | ペン編集部 (著, 編集), 武光誠 (監修, 読み手) | 2023年書評#43

恥ずかしながらあまり違いを理解していなかったお寺・神社について紹介されている本を読んでみました。 読んでみると起源や崇拝対象の違いなど面白いものが多く、一日の過ごし方やどんな人がその職業へとつくのかなど面白い部分も多くありました。 本書に登…

考具 ―考えるための道具、持っていますか? | 加藤 昌治 (著) | 2023年書評#42

元博報堂の加藤 昌治さんによるアイデアを生み出す訓練方法についての本になります。本書で言われている「アイデア」は練り上げたや学習を通じてとう言うよりはものの見方に依るアイデアなのでどんな人でも真似できるような気がします。 考具 ―考えるための…

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法 | 樺沢紫苑 (著) | 2023年書評#41

精神科医でありながら多くの書籍を執筆する樺沢紫苑さんの著書になります。インプット大全・アウトプット大全が人気で平積みになっているのをよくみていたのですが本書を通じてそちらも読んでみたくなりました。 本書は平たく言うと効率よい脳の使い方や習慣…

異次元緩和―黒田日銀の戦略を読み解く | 井上 哲也  (著) | 2023年書評#40

日銀総裁が交代するということで日銀関連の本を読んでいるのですが、ゼロ金利との闘いと同じくとても面白い内容でした。 ohtanao.hatenablog.com イマイチ噛み砕けるまでの理解が無い分野なので、少し不明確な部分や不確かな部分もあるかもしれませんが、本…

デザインのめざめ | 原 研哉 (著) | 2023年書評#39

前回のデザインのデザインに引き続き、原研哉さんの著書を読みました。 デザインのめざめ (河出文庫) 作者:原 研哉 河出書房新社 Amazon Summary + Notes | まとめノート 原研哉さんが新聞に連載したエッセーをまとめた本になり、日々のふとした出来事に対…

デザインのデザイン | 原 研哉 (著) | 2023年書評#38

前から読もうと思い買ってあった本を読んでみました。 デザインのデザイン 作者:原 研哉 岩波書店 Amazon Summary + Notes | まとめノート Summary + Notes | まとめノート デザインとは何か リ・デザイン展 無印良品との関わり 日本にいる私 感想 Relati…

AI 2041 人工知能が変える20年後の未来 | カイフー・リー(李開復) (著), チェン・チウファン(陳楸帆) (著), 中原 尚哉 (翻訳) | 2023年書評#37

前著AI Superpowersが大ヒットしたカイフーリーの新著を読みましたがとても面白い本で今年のベストブックになりそうな本でした。 ohtanao.hatenablog.com 今回のAI2041は、前著にてAIについて優しい言葉遣いをすることでAIの理解の裾野を広げようとし成功し…

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち | イルセ・サン (著), 枇谷玲子 (翻訳) | 2023年書評#36

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち 作者:イルセ・サン ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon Summary + Notes | まとめノート Summary + Notes | まとめノート HSPとは? HSPの特徴 HSPが抱えやすい心の問題 鈍感な人たちとうまく付き合うには 「敏感な…

感覚過敏は治りますか? | 栗本啓司 (著) | 2023年書評#35

以前読んだ静かな人の戦略書にて内向型人間やHSPについて知りました。今回はHSPなどとは少し違うのですが感覚過敏について書かれた本を読みました。読むまで感覚過敏が何かということについても知らなかったですし、感覚過敏であればどうすれば良いのかなど…

生涯弁護人 事件ファイル2 | 弘中 惇一郎 (著) | 2023年書評#34

日産元社長のカルロス・ゴーン氏の逃亡劇は世間に衝撃を与えました。この事件は日産と検察が密にコミュニケーションを取り筋の悪いながらも事件性があると判断し著名人を逮捕するいわゆる「人質司法」と呼ばれるものでした。 その事件に対して弁護人を勤めた…

生涯弁護人 事件ファイル1 | 弘中 惇一郎 (著) | 2023年書評#33

日本の刑事裁判の有罪率は99.9%とほぼ100%近くを推移しており先進国の中で最も高いと言われております。 引用元:https://asiro.co.jp/media/keiji/14522/ その中で村木厚子さんの無罪判決は多くの話題を呼びました。この裁判を担当したのは弘中弁護士を始め…

No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本 | 上野泰也 (著) | 2023年書評#32

去年から米国金融引き締めに伴い為替の話が良くでるようになりました。グローバルになった世界経済で為替の話は無視できない存在になっており勉強しようと思い本書を読みました。 No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本 作者:上野泰也 かんき…

ゼロ金利との闘い: 日銀の金融政策を総括する | 植田 和男 (著) | 2023年書評#31

SVBが破綻したりCS(クレディ・スイス)の疑惑が上がってきたりと最近金融市場での話題が多くあります。FRBのパウエルさんは市場とのコミュニケーションをかなり密に行い金融緩和からの利上げまでとインフレや雇用状態を見ながら経済対策を行ってきました。 …

Google流 資料作成術 | コール・ヌッスバウマー・ナフリック (著), 村井瑞枝 (翻訳) | 2023年書評#30

ex-Googlerの著者がデータを活用したストーリーのあるプレゼンの作り方の本になります。良い意思決定のためにはデータの可視化・ストーリー化が不可欠。データのビジュアリゼーションが良くてもそこに興味深いストーリーがなければつまらないものになってし…

マグネティックマーケティング 顧客を引き寄せて離さない集客システム | ダン・ケネディ(著) | 2023年書評#29

マーケティングやセールスレターで有名なダン・ケネディの新し目の本であるマグネティックマーケティングを読んでみました。日本語だと高値で二次流通市場に流れているので気になっていました。英書ですとKindle含め通常価格ですし、Youtube情報なども多くあ…

お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門 | 田内学 (著) | 2023年書評#28

金融や経済の話は専門用語が飛び交いなんだか難しい。だから、専門家にまかせておけば良いなんて考える人は少なくないのでは無いでしょうか。本書は元ゴールドマン・サックスの田内学さんが、経済についてやさしくとっつきやすいように書いてくれている入門…